公演情報詳細
歌舞伎座百三十年松本幸四郎改め 二代目 松本白 鸚市川染五郎改め 十代目 松本幸四郎 襲名披露松本金太郎改め 八代目 市川染五郎 | ||
二月大歌舞伎 |
当公演は終了いたしました。
2018年2月1日(木)~25日(日)
劇場:歌舞伎座
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- 歌舞伎座ギャラリー特別展「コリャイイや」会期延長
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- 歌舞伎座「二月大歌舞伎」初日開幕
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- 三代同時襲名記念特別展「高麗屋のコリャイイや」も開幕
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- 歌舞伎座 高麗屋三代同時襲名のイヤホンガイド・字幕ガイド幕間特別放送のお知らせ
- 二代目白鸚、十代目幸四郎、八代目染五郎、襲名披露を前に
- 市川猿之助 配役変更のお知らせ
- 二代目松本白鸚、十代目松本幸四郎、八代目市川染五郎、襲名披露を発表
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演目と配役
昼の部
一、春駒祝高麗(はるこまいわいのこうらい)
工藤祐経 曽我五郎 大磯の虎 喜瀬川亀鶴 化粧坂少将 曽我十郎 小林朝比奈 | 梅玉 芝翫 梅枝 梅丸 米吉 錦之助 又五郎 |
二、一條大蔵譚(いちじょうおおくらものがたり)
檜垣
奥殿
一條大蔵長成 常盤御前 お京 吉岡鬼次郎 茶亭与市 女小姓 八剣勘解由 鳴瀬 | 染五郎改め幸四郎 時蔵 孝太郎 松緑 橘三郎 宗之助 歌六 秀太郎 |
三、歌舞伎十八番の内 暫(しばらく)
鎌倉権五郎 鹿島入道震斎 那須九郎妹照葉 成田五郎 小金丸行綱 加茂三郎 桂の前 大江正広 埴生五郎 荏原八郎 足柄左衛門 東金太郎 局常盤木 宝木蔵人 加茂次郎 清原武衡 | 海老蔵 鴈治郎 孝太郎 右團次 彦三郎 坂東亀蔵 尾上右近 廣松 弘太郎 九團次 男女蔵 市蔵 齊入 家橘 友右衛門 左團次 |
北條秀司作・演出
四、井伊大老(いいたいろう)
井伊大老 お静の方 昌子の方 宇津木六之丞 老女雲の井 仙英禅師 長野主膳 | 吉右衛門 雀右衛門 高麗蔵 吉之丞 歌女之丞 歌六 梅玉 |
夜の部
一谷嫩軍記
一、熊谷陣屋(くまがいじんや)
熊谷次郎直実 熊谷妻相模 藤の方 梶原平次景高 亀井六郎 片岡八郎 伊勢三郎 駿河次郎 堤軍次 白毫弥陀六 源義経 | 染五郎改め幸四郎 魁春 雀右衛門 芝翫 歌昇 萬太郎 巳之助 隼人 鴈治郎 左團次 菊五郎 |
今井豊茂 作
二、壽三代歌舞伎賑(ことほぐさんだいかぶきのにぎわい)
木挽町芝居前
二代目松本白 鸚
十代目松本幸四郎 襲名披露口上
八代目市川染五郎
木挽町座元 芝居茶屋亭主 茶屋女房 男伊達 同 同 同 同 同 同 同 同 女伊達 同 同 同 同 同 同 同 同 表方 役者 高麗屋番頭 町火消組頭 木挽町町年寄 江戸奉行 太夫元 芸者 | 幸四郎改め白鸚 染五郎改め幸四郎 金太郎改め染五郎 ○ 菊五郎 仁左衛門 玉三郎 左團次 又五郎 鴈治郎 錦之助 松緑 海老蔵 彌十郎 芝翫 歌六 魁春 時蔵 雀右衛門 孝太郎 梅枝 高麗蔵 友右衛門 東蔵 秀太郎 廣太郎 錦吾 猿之助 楽善 我當 梅玉 吉右衛門 藤十郎 |
三、仮名手本忠臣蔵(かなでほんちゅうしんぐら)
祇園一力茶屋の場
大星由良之助 大星力弥 赤垣源蔵 富森助右衛門 矢間重太郎 斧九太夫 〈偶数日〉 遊女お軽 寺岡平右衛門 〈奇数日〉 遊女お軽 寺岡平右衛門 | 幸四郎改め白鸚 金太郎改め染五郎 友右衛門 彌十郎 松江 錦吾 菊之助 海老蔵 玉三郎 仁左衛門 |
みどころ
昼の部
一、春駒祝高麗(はるこまいわいのこうらい)
開幕を祝う曽我物の舞踊
初春を迎えた工藤祐経の館に乗り込んだ曽我十郎と五郎の兄弟。春駒売りに身を窶(やつ)し賑やかに踊ってみせます。そして、親の仇である工藤と対面しますが…。
襲名の幕開きを祝うにふさわしい華やかな舞踊が舞台を彩ります。
二、一條大蔵譚(いちじょうおおくらものがたり) 檜垣・奥殿
阿呆の姿に隠された真の思い
平家全盛の世、夫源義朝を亡くした常盤御前を妻に迎えた一條大蔵卿は、その阿呆ぶりが世間でも広く知られています。大蔵卿の館に潜り込んでいた源氏方の吉岡鬼次郎は、源氏再興の思いをなくした様子で楊弓に興じてばかりいる常盤を打ち据えます。しかし、常盤の振る舞いには訳があり、そこへ大蔵卿が勇ましい姿で現れると…。
義太夫狂言の大役を、新幸四郎が襲名披露狂言にて勤めます。
三、歌舞伎十八番の内 暫(しばらく)
魅力あふれる荒事の代表作
早春の鶴ヶ岡八幡宮、威厳を誇る清原武衡に対して、加茂次郎義綱が不遜な振る舞いを非難すると、武衡は義綱の首を刎ねるよう命じます。そのとき、「しばらく」と大音声がかかると鎌倉権五郎が颯爽と登場し…。
権五郎が見せる元禄見得や、幕切れの豪快な六方は大きなみどころです。歌舞伎十八番らしい荒事をお楽しみいただきます。
四、井伊大老(いいたいろう)
未曾有の国難に立ち向かう男の心情
時は幕末。開国を決断し、暗殺の危機に晒される大老井伊直弼。雛祭りを控えたある日、直弼の側室お静の方のもとに旧知の仲である仙英禅師が訪れ、直弼に危機が迫っていることを伝えます。自らの死すべき運命を覚った直弼は…。
桜田門外の変までの井伊直弼とお静の方との情愛を、繊細な心情描写で描く名作をご堪能いただきます。
夜の部
一、熊谷陣屋(くまがいじんや)
戦乱の世に翻弄された武将の心情
源氏方の武将熊谷直実が自らの陣屋に戻ると、妻の相模が息子小次郎の初陣を心配して訪れます。直実が敦盛を討った様子を語って聞かせますが、そこに敦盛の母である藤の方が姿を現し、直実に斬りかかります。藤の方と相模が悲しみに暮れるところ、直実が源義経のもとへ敦盛の首を届けようとしますが、そこへ義経が現れ、首実検が行われることになり…。
新幸四郎が高麗屋ゆかりの大役、熊谷次郎直実を襲名披露として勤めます。
二、壽三代歌舞伎賑(ことほぐさんだいかぶきのにぎわい)
襲名披露を祝う華やかな一幕
江戸の芝居町である木挽町。このたびの襲名を披露する高麗屋三代、二代目松本白鸚、十代目松本幸四郎、八代目市川染五郎が登場します。木挽町に集う皆々が出迎え、お祝いを述べます。
歌舞伎史上に残る2度目の親子孫三代襲名を寿ぐ、おめでたい一幕をご覧いただきます。
三、仮名手本忠臣蔵(かなでほんちゅうしんぐら) 七段目
遊興の中に交錯する仇討ちの本心
塩冶判官が殿中で刃傷に及び切腹してから半年。京都祇園で遊興三昧の大星由良之助のもとに仇討ちに加わりたいと寺岡平右衛門が訪れますが、相手にされません。そこへ、由良之助の息子の力弥が父に密書を届けにきたところ、平右衛門の妹の遊女お軽の知るところとなります。仇討ちを気付かれた由良之助のために、平右衛門はある決意をし…。
37年前、高麗屋三代襲名の際には、初代白鸚が由良之助、七代目染五郎が力弥を演じました。その舞台から時を経て、襲名披露にて新白鸚の由良之助、新染五郎の力弥という配役でご覧いただきます。
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