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「博多座二月花形歌舞伎」初日の豆まき
2月3日(金)、「博多座二月花形歌舞伎」が開幕、昼の部『艶姿澤瀉祭(はですがたおもだかまつり)』では出演者による豆まきが行われました。
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例年、2月公演の出演者は、劇場に近い櫛田神社の節分大祭に参加していますが、今年の節分は初日舞台の上演中となり、劇場での豆まきとなりました。
猿之助が、2年ぶり3回目となる加賀屋歌右衛門を勤める『男の花道』で幕を開けた、今年の「博多座二月花形歌舞伎」。昼の部の後半は、華やかな舞踊のオンパレードとなる『艶姿澤瀉祭(はですがたおもだかまつり)』です。歌舞伎俳優の舞踊だけでなく、平岳大も得意とするフラメンコを披露し、おおいに盛り上がったところで、豆まきが行われました。
出演者がずらり勢ぞろいで客席へ櫛田神社の豆をまく中、猿之助は客席上空を斜め宙乗りしながら豆まき。博多座初の演出に劇場は大きく沸きました。2階、3階もこのときばかりは特等席。福を呼び込む豆まきで初日から大盛り上がりとなった「博多座二月花形歌舞伎」でした。
博多座出演が昨年4月のスーパー歌舞伎II(セカンド)『ワンピース』以来となる猿之助は、「昨年の公演期間中に発生しました熊本地震の復興にはまだまだ時間がかかるかと思いますが、あのときの皆さんの思いに応える意味でも、またこうして博多座への出演がかない、うれしく思っております。また少しでもお力添えができればと思います」、同じくそれ以来の出演となる平も、「今回こういった作品に挑戦させていただくのは恐ろしい気持ちもありましたが、博多のお客様の温かい空気に背中を押していただきました。豆まきも含めて、お客様に喜んでいただけたようでホッとしています」とコメントを寄せました。
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「博多座二月花形歌舞伎」は、2月26日(日)までの公演。チケットは、博多座の劇場窓口、電話予約センター(092-263-5555 10:00~18:00)、博多座オンラインチケットで販売中です。
※『艶姿澤瀉祭』の「瀉」のつくりは正しくは“わかんむり”です。