公演情報詳細
二月大歌舞伎 |
当公演は終了いたしました。
2020年2月2日(日)~26日(水)
劇場:歌舞伎座
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演目と配役
昼の部
十三世片岡仁左衛門二十七回忌追善狂言
菅原伝授手習鑑(すがわらでんじゅてならいかがみ)
加茂堤
筆法伝授
道明寺
〈加茂堤〉 〈筆法伝授〉 〈道明寺〉 | 桜丸 斎世親王 三善清行 苅屋姫 八重 菅丞相 園生の前 梅王丸 腰元勝野 左中弁希世 荒島主税 三善清行 水無瀬 戸浪 武部源蔵 菅丞相 判官代輝国 立田の前 奴宅内 苅屋姫 贋迎い弥藤次 宿禰太郎 土師兵衛 覚寿 | 勘九郎 米吉 橘三郎 千之助 孝太郎 仁左衛門 秀太郎 橋之助 莟玉 橘太郎 吉之丞 橘三郎 秀調 時蔵 梅玉 仁左衛門 芝翫 孝太郎 勘九郎 千之助 片岡亀蔵 彌十郎 歌六 玉三郎 |
夜の部
十三世片岡仁左衛門二十七回忌追善狂言
一、八陣守護城(はちじんしゅごのほんじょう)
湖水御座船の場 |
佐藤正清 斑鳩平次 正木大介 鞠川玄蕃 轟軍次 雛衣 | 我當 進之介 萬太郎 松之助 片岡亀蔵 魁春 |
二、羽衣(はごろも)
天女 伯竜 | 玉三郎 勘九郎 |
三遊亭円朝 口演
榎戸賢治 作
三、人情噺文七元結(にんじょうばなしぶんしちもっとい)
左官長兵衛 和泉屋清兵衛 女房お兼 和泉屋手代文七 娘お久 小じょくお豆 家主甚八 角海老手代藤助 角海老女房お駒 鳶頭伊兵衛 | 菊五郎 左團次 雀右衛門 梅枝 莟玉 寺嶋眞秀 片岡亀蔵 團蔵 時蔵 梅玉 |
十三世片岡仁左衛門二十七回忌追善狂言
四、道行故郷の初雪(みちゆきこきょうのはつゆき)
忠兵衛 万才 梅川 | 梅玉 松緑 秀太郎 |
みどころ
昼の部
菅原伝授手習鑑(すがわらでんじゅてならいかがみ)
「学問の神様」菅原道真を描いた壮大な歴史絵巻
三大名作のひとつ『菅原伝授手習鑑』。天神様と崇められ「学問の神様」と親しまれる菅原道真(菅丞相)の大宰府流罪の悲劇と、それに翻弄される三つ子の舎人をはじめとした人々の運命を緻密に描き出し、今なお絶大な人気を誇る義太夫狂言です。
時は平安、醍醐天皇の御代。三つ子の梅王丸、松王丸、桜丸はそれぞれ、右大臣菅丞相、左大臣藤原時平、帝の弟斎世親王の舎人として奉公しています。権力掌握を企てる時平は、政敵である菅丞相の失脚を狙っています。
〈加茂堤〉
加茂神社にほど近い、春うららの加茂堤。桜丸は、妻八重の手助けを得て、帝の平癒祈願に参詣した斎世親王と、菅丞相の養女、苅屋姫の恋仲をとりもち、牛車の中で逢引させます。しかし、それを時平方に怪しまれ、桜丸が追い払おうと争ううちに、斎世親王と苅屋姫は落ち延びていきますが…。
〈筆法伝授〉
菅丞相は、帝の命により、菅家に伝わる秘伝の筆法を伝授するため館にこもり、旧臣の武部源蔵を呼び出します。源蔵は、丞相の御台所、園生の前に仕えていた腰元の戸浪と不義の仲になり勘当され、今は寺子屋を営む浪人の身。しかし、丞相の示す手本を見事に清書すると、伝授の一巻が与えられます。そこへ内裏から参内の勅諚。丞相は正装して赴く矢先、その冠が落ち、不吉を予感するのでした。
〈道明寺〉
時平の陰謀で大宰府へ流罪となった菅丞相は、船出を待つ間、伯母覚寿の館に立ち寄ります。ここには覚寿の実の娘である苅屋姫も匿われていますが、覚寿は丞相流罪のきっかけとなった娘に丞相への対面を許さず、苅屋姫をうち据えます。そこへどこからか聞こえてくる丞相の声。その声の主は、なんと丞相が彫り上げた自らの木像でした。一方、時平の命を受けた土師兵衛、宿禰太郎親子は丞相の暗殺を企みますが…。
菅丞相の名演が神品と称えられた、十三世片岡仁左衛門の二十七回忌を偲び上演する、壮大な物語をご堪能ください。
夜の部
一、八陣守護城(はちじんしゅごのほんじょう)
壮観たる船上で描かれる正清の英姿
琵琶湖の湖上をゆく御座船。佐藤正清は北畠春雄の館を訪れた帰り、雛衣が奏でる琴に耳を傾けてくつろいだ様子を見せています。そこへ、北畠の使者が見送りに現れ…。
猛将で知られる加藤清正が、それと知りつつ徳川家康からの毒酒を煽り、死の間際まで豊臣家を守護した逸話を題材とした風格ただようひと幕。正清を90歳で勤めた十三世片岡仁左衛門ゆかりの舞台をご覧いただきます。
二、羽衣(はごろも)
舞い降りた天女と漁師の幻想的な舞踊
駿河の国、三保の松原。漁師の伯竜は、松の枝に美しい羽衣が掛けられているのを見つけ、持ち帰ろうとします。そこへ落とし主の天女が現れ、天に帰るためにその羽衣を返してほしいと訴えます。
有名な「羽衣伝説」を題材とした舞踊で、幻想的な美しさと幽玄な世界をご堪能ください。
三、人情噺文七元結(にんじょうばなしぶんしちもっとい)
義理と人情に溢れる名作
左官の長兵衛は腕の立つ職人ですが、大の博打好きで、女房のお兼とは喧嘩が絶えません。そんな家の苦境を見かねた娘のお久は、吉原に身を売ることを決意。この孝心に胸を打たれた角海老の女房お駒は、50両の金を長兵衛に貸し与えます。娘の思いとお駒の情けある対応に心を入れ替えることを誓う長兵衛でしたが、その帰り道、身投げをしようとしている若者、文七と出会うと…。
三遊亭円朝の人情噺をもとにした、笑いあり涙ありの心温まる世話物の傑作をお楽しみください。
四、道行故郷の初雪(みちゆきこきょうのはつゆき)
雪景色に映える、憂愁の美しさ
雪の降るなか、大和国新口村を目指す梅川と忠兵衛。大坂の飛脚問屋亀屋の養子、忠兵衛は、恋する新町の遊女、梅川のために、公金の封を切る大罪を犯し追われる身。ようやく故郷の新口村にたどり着きますが…。
追われる身の哀れを美しく表現し、艶のある清元の調べに乗せた味わいあふれるひと幕。十三世片岡仁左衛門の追善にふさわしい、心に迫る舞踊のひと幕にご期待ください。
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