公演情報詳細
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2016年10月
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演目と配役
四世鶴屋南北 作
奈河彰輔 脚本・演出
石川耕士 補綴・演出
市川猿翁 演出
三代猿之助四十八撰の内
獨道中五十三驛(ひとりたびごじゅうさんつぎ)
京三條大橋より江戸日本橋まで
浄瑠璃 お半長吉「写書東驛路」(うつしがきあずまのうまやじ)
市川猿之助・坂東巳之助 宙乗りならびに十三役早替り相勤め申し候
おさん実は猫の怪 由留木調之助 丹波与八郎 丁稚長吉 信濃屋娘お半 芸者雪野 長吉許嫁お関 弁天小僧菊之助 土手の道哲 長右衛門女房お絹 鳶頭三吉 雷 船頭浪七 江戸兵衛 女房お六 重の井姫 半次郎女房お袖 丹波与惚兵衛/赤星十三郎 やらずのお萩 赤堀水右衛門 石井半次郎 | 市川 猿之助(Aプロ)坂東 巳之助(Bプロ) 市川 猿之助(Bプロ)坂東 巳之助(Aプロ) 市川 笑也 市川 笑三郎 市川 寿猿 市川 春猿 市川 猿弥 市川 門之助 |
みどころ
獨道中五十三驛(ひとりたびごじゅうさんつぎ)
『獨道中五十三驛』は文政10(1827)年6月に江戸河原崎座で初演されました。現在にも残る傑作の数々を書き、「大南北」と称される四世鶴屋南北の作で、当時流行していた十返舎一九の「東海道中膝栗毛」に着想を得た南北が、東海道五十三次を舞台に御家騒動と仇討を主軸に描いた大作です。
昭和56(1981)年に三代目市川猿之助(現猿翁)がこの作品を復活上演。スペクタクルに溢れた舞台は大ヒットとなりました。再演ごとに改訂を加え磨き上げられ、代表作を集めた「三代猿之助四十八撰」の中でも人気作の一つとして上演を重ねています。
物語は、通常の東海道とは反対となる京都三條大橋から出発し、江戸日本橋を目指します。由留木家(ゆるぎけ)に伝わる二つの家宝「雷丸(いかずちまる)の剣」と「九重の印」を巡って、敵味方が追いつ追われつ、東海道五十三次の宿々を舞台に日本各地を駆け巡ります。岡崎の古寺では十二単を着た化け猫が現れるなど南北の怪奇さが存分に発揮され、化け猫の宙乗りは必見です。
常磐津を用いた舞踊「写書東驛路(うつしがきあずまのうまやじ)」は、お半と長吉、老若男女から雷までの十三役を、一人の俳優が早替りで演じ分ける洗練された演出でご覧いただきます。
この度の公演では、本作には既に定評のある市川猿之助と進境著しい花形の坂東巳之助がダブルキャストで演じることも話題となります。エンターテインメント性にあふれ、作品のエッセンスを凝縮したこの度の舞台に、どうぞご期待ください。
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