2023年10月2日（月）より上演中の歌舞伎座「錦秋十月大歌舞伎」の初日ダイジェスト映像が公開されました。

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　昼の部は、『天竺徳兵衛韓噺（てんじくとくべえいこくばなし）』、『文七元結物語』を上演。妖術使いの徳兵衛が躍動する『天竺徳兵衛韓噺』は、鶴屋南北ならではの奇抜な演出の数々が散りばめられたスケールの大きな物語。大蝦蟇の立廻りなどケレン味あふれる展開から目が離せません。山田洋次監督が歌舞伎座初演出・脚本をつとめる『文七元結物語』は、心温まる人情喜劇。両親を思う健気な娘の心情、夫婦愛など市井に生きる人々の心の機微が丹念に描かれ、泣けて笑えるひとときをお楽しみいただきます。

　夜の部は、『双蝶々曲輪日記』「角力場」、『菊』、『水戸黄門』を上演。『双蝶々曲輪日記』「角力場」は、まるで錦絵から飛び出してきたような二人の力士が登場する人気作。貫禄ある濡髪長五郎と愛嬌ある放駒長吉が対照的に描かれます。菊の精たちが舞い踊る『菊』は、まさにこの季節にぴったりの秋の香りを感じる華やかな舞踊。続く『水戸黄門』は、諸国漫遊でお馴染みの黄門様一行が訪れた讃岐での物語。勧善懲悪の展開、黄門様の大らかな笑い声が観る者の心を軽くします。

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　芸術の秋を満喫できる「錦秋十月大歌舞伎」、ぜひ歌舞伎座でご堪能ください。歌舞伎座「錦秋十月大歌舞伎」は25日（水）までの公演。チケットは、チケットWeb松竹、チケットホン松竹で販売中です。