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幸四郎、染五郎、金太郎、藤間紀子出演「三代紀夢窓II夜」のお知らせ

幸四郎、染五郎、金太郎出演「三代紀夢窓II夜」のお知らせ
 

 

 12月18日(月)・19日(火)の二夜にわたり、高麗屋三代同時襲名を記念し、歌舞伎座ギャラリーにて「ギャラリーレクチャー 三代紀夢窓 II 夜(さんだいつなぐむそうふたよ)」が開催されます。

 第 I 夜は18(月)、市川染五郎と松本金太郎が登場します。十代目幸四郎を襲名する染五郎と、八代目染五郎を襲名する金太郎の親子が襲名への思いを語ります。第 II 夜は19日(火)、松本幸四郎と藤間紀子が夫婦そろって登場するという貴重な機会となります。

 

 親・子・孫の三代同時襲名を、しかも二代続けて行うというのは、400年続く歌舞伎の歴史においても初めてのこと。この奇跡を実現した幸四郎は、想像を絶するようなたゆまぬ努力を重ね、『勧進帳』と、『ラ・マンチャの男』は1000回をはるかに超える上演を記録し、映像作品にも多く出演するなど、幅広く活躍を続けて来ました。歌舞伎、演劇で世界に羽ばたき、高麗屋の進取の精神を、身をもって体現しています。その幸四郎を、約半世紀にわたりいつも傍らで見守ってきた紀子夫人。二人がこの襲名に向けて歩んできた道、そして、幸四郎がこれから見る夢、見せる夢への期待はふくらみます。

 染五郎は、『勧進帳』の弁慶を筆頭に自らが目標と定めた役に一つひとつ挑む一方、2度のラスベガス公演や、氷艶2017『破沙羅(ばさら)』のように、常に人々の想像をはるかに超えた、魅力的な活躍を続けています。喜びがあふれだすような活き活きとした舞台での姿が観る者の心をひきつけます。襲名披露の記者会見で述べたとおり「歌舞伎職人として」生きるという志を持ち、幸四郎という大名跡を襲名した先には何が待っているのか、興味は尽きません。

 

 金太郎は、平成19(2007)年に2歳で初お目見得をしてから10年、去る11月の歌舞伎座顔見世公演の『大石最後の一日』では、祖父松本幸四郎が演じる大石内蔵助から「初一念」という言葉をいただく細川内記役を勤めました。今、金太郎が思う「初一念」とはどんなものなのか。少年から青年へと、まぶしいくらいの成長を遂げていく金太郎。祖父や父がさまざまな挑戦を続けて来た名跡で、どのような歌舞伎を生み出して行くのか楽しみです。

 

 高麗屋三代の親子、夫婦が襲名への思い、そして未来を語る貴重な II 夜となります。どうぞお見逃しのないよう、お早めにお申込みください。

 

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ギャラリーレクチャー

「三代紀夢窓 II 夜」

第 I 夜 ―市川染五郎 松本金太郎―
第 II 夜 ―松本幸四郎 藤間紀子―

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日時

【第 I 夜】 2017年12月18日(月)18:30開演(18:15開場)
【第 II 夜】 2017年12月19日(火)18:30開演(18:15開場)

※それぞれ約1時間を予定

 

場所

歌舞伎座ギャラリー

(GINZA KABUKIZA 歌舞伎座タワー5階)

 

入場料

全席指定:5,000円(税込)

 

【第 I 夜】 2017年12月6日(水)10:00発売
【第 II 夜】 2017年12月7日(木)10:00発売

 

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※チケットホン松竹での販売はありません。チケットWeb松竹のみの販売。

 

お問い合わせ

歌舞伎座ギャラリー 03-3545-6886(10:00~17:30)

 

 

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2017/11/30