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吉右衛門出演「秀山祭播磨夜咄」のお知らせ

吉右衛門出演「秀山祭播磨夜咄」のお知らせ

 左:『極付幡随長兵衛』 幡随院長兵衛/右:『ひらかな盛衰記』 樋口次郎兼光

 

 

 8月14日(月)、歌舞伎座ギャラリーで開催の「ギャラリーレクチャー特別企画 秀山祭播磨夜咄(しゅうざんさいはりまやばなし)」に、中村吉右衛門が出演します。

 初代中村吉右衛門を顕彰する「秀山祭」は、平成18(2006)年、初代の生誕120周年を機に始まり、昨年10周年を迎えました。今年の歌舞伎座「秀山祭九月大歌舞伎」を目前に控えた8月14日(月)、吉右衛門が初めて「歌舞伎座ギャラリー」に登場します。

 

 昨年、二代目襲名50年を迎えた吉右衛門は、養父である初代吉右衛門より実父初代松本白鸚に受け継がれた芸を継承し、現代を代表する歌舞伎俳優となりました。近年では、その芸を受け継ごうと切磋琢磨する後輩の若手俳優を導き、彼らもそれに応えようと精進を重ねています。

 

 今度の9月の歌舞伎座「秀山祭九月大歌舞伎」で吉右衛門が勤める2役は、どちらも初代の当り役。『極付幡随長兵衛』は明治42(1909)年以来、初代が10回以上幡随院長兵衛を勤めました。「秀山祭」では、今回初めて上演されます。『ひらかな盛衰記』の船頭松右衛門実は樋口次郎兼光も、同じく初代が何度も手がけた役の一つ。当代にとっては、どちらもたびたび演じ、その上演ごとに進化をさせ育んできた大切な当り役です。

 

 今年の「秀山祭」では、藤十郎の『仮名手本忠臣蔵 八段目』や、初代にゆかりのある『彦山権現誓助剱』、『再桜遇清水(さいかいざくらみそめのきよみず)』を染五郎、菊之助や播磨屋一門が中心となり上演します。『彦山権現誓助剱』は当代が毛谷村六助を当り役として上演を重ね、今回はそれを後輩の染五郎が受け継ぎます。『再桜遇清水』は、当代が松貫四として初めて筆をとり、「こんぴら歌舞伎」の第一回を飾った作品で、今回、歌舞伎座で初めて上演されます。

 

 見逃せない演目が並ぶ今年の「秀山祭」にかける熱い思いを聴くことができる、今回の特別企画。どうぞお見逃しがないよう、お早めにお申込みください。

 

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ギャラリーレクチャー特別企画

秀山祭播磨夜咄(しゅうざんさいはりまやばなし)

―中村吉右衛門―

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日時

2017年8月14日(月)18:30開演(18:15開場)

※約1時間を予定

 

 

場所

歌舞伎座ギャラリー

(GINZA KABUKIZA 歌舞伎座タワー5階)

 

 

入場料

全席指定:4,500円(税込)

 

2017年8月7日(月)10:00発売

 

チケットWeb松竹チケットWeb松竹スマートフォンサイト
※チケットホン松竹での販売はありません。チケットWeb松竹のみの販売。

 

 

お問い合わせ

歌舞伎座ギャラリー 03-3545-6886(10:00~17:30)

 

 

歌舞伎座「秀山祭九月大歌舞伎」公演情報はこちら

歌舞伎座ギャラリーのサイトはこちら

2017/08/01