歌舞伎座さよなら公演 芸術祭十月大歌舞伎 藤間大河くん初お目見得
「歌舞伎座さよなら公演 芸術祭十月大歌舞伎」、昼の部「音羽嶽だんまり」において、尾上松緑の長男、藤間大河くんが初お目見得致します。初日をひかえた尾上菊五郎と尾上松緑に、話を聞きました。
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尾上松緑の長男、藤間大河くん(3)が、「歌舞伎座さよなら公演 芸術祭十月大歌舞伎」、昼の部『音羽嶽だんまり』において初お目見得することとなりました。
松緑の親代わりとして今回の初お目見得を見守る尾上菊五郎は、「私は大河にとってはおじいさんのような存在ですね。息子の菊之助が初舞台の時、父の梅幸がとても気楽に言いたいことばかり言っていたのを思い出します。あんなことはどうだろう、こんなことをさせたらどうだろう、と。それと同じ心境ですから、気楽なものです(笑)。父親は、皆さんに迷惑をかけないように、そして早く千穐楽にならないかと、自分の舞台どころではなく、色々と気を遣うことになるでしょうね。大河のこれからの成長をとても楽しみにしています」と、目を細めました。
また、尾上松緑は、「『パパと一緒に舞台に出ることになったから一生懸命がんばりなさい』と伝えたら『ハイ!』と答えておりましたが、まだ3歳ですからどこまで理解できているか・・・(笑)。今回音羽屋(菊五郎)のお兄さんからお声を掛けていただき、この度の初お目見得が実現する事になりました。今の歌舞伎座の舞台に立たせていただいたということは、将来本人にとって大きな財産になると思います。また、何よりありがたいのは、普段お世話になっている先輩方がこんなにもたくさん出演してくださること。息子も勿論ですが、つくづく私は幸せ者だと思います」と、父親としての思いを語りました。
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大河くんは『音羽嶽だんまり』において稚児音若役で出演。初お目見得のかわいらしい姿を是非ご覧ください。
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