公演情報詳細
芸術祭十月大歌舞伎 | ||
七世 松本幸四郎 追遠 |
当公演は終了いたしました。
2012年10月1日(月)~25日(木)
劇場:新橋演舞場
料金(税込)
- 1等A席15,000円
- 1等B席11,000円
- 2等A席7,000円
- 2等B席5,000円
- 3階A席5,000円
- 3階B席3,000円
- 桟敷席16,000円
※一幕見席はございません。
演目と配役
昼の部
一、国性爺合戦(こくせんやかっせん)
獅子ヶ城楼門 獅子ヶ城内甘輝館 同 紅流し 同 元の甘輝館 |
和藤内 錦祥女 老一官 渚 甘輝 | 松緑 芝雀 歌六 秀太郎 梅玉 |
二、歌舞伎十八番の内 勧進帳(かんじんちょう)
武蔵坊弁慶 富樫左衛門 亀井六郎 片岡八郎 駿河次郎 常陸坊海尊 源義経 | 團十郎 幸四郎 友右衛門 家橘 右之助 市蔵 藤十郎 |
夜の部
平成二十四年度文化庁芸術祭参加公演
一、曽我綉俠御所染(そがもようたてしのごしょぞめ)
御所五郎蔵
五條坂仲之町 甲屋奥座敷 廓内夜更 五郎蔵内腹切 |
御所五郎蔵 星影土右衛門 逢州 梶原平平 新貝荒蔵 秩父重介 二宮太郎次 皐月 甲屋与五郎 | 梅玉 松緑 高麗蔵 亀寿 廣太郎 米吉 廣松 芝雀 幸四郎 |
二、歌舞伎十八番の内 勧進帳(かんじんちょう)
武蔵坊弁慶 富樫左衛門 亀井六郎 片岡八郎 駿河次郎 常陸坊海尊 太刀持音若 源義経 | 幸四郎 團十郎 友右衛門 翫雀 高麗蔵 錦吾 金太郎 藤十郎 |
みどころ
国性爺合戦(こくせんやかっせん)
国境を越え、互いを思い、命を懸ける人々の行く末は...
和藤内は父老一官の祖国再興のため、父と母の渚と共に中国に渡ります。老一官の娘錦祥女の婿で、勇将の誉れ高い甘輝に加勢を頼みますが、妻の縁で反旗を翻したと言われては武士の恥辱となるため、妻を殺して加勢すると言う甘輝。錦祥女は皆の大望成就のため自ら命を絶ちます。和藤内と甘輝は悲しみを振り払い、韃靼王(だったんおう)打倒を誓い合うのでした。
荒事味溢れる和藤内の豪快さと、人間の情愛、そして中国を舞台とする壮大さを堪能できる、近松門左衛門の名作にご期待ください。
歌舞伎十八番の内 勧進帳(かんじんちょう)
〈弁慶〉と〈富樫〉昼夜役替りの競演
都を落ち行く源義経一行。義経は強力(ごうりき)に、弁慶らは山伏に姿を変えて奥州を目指しますが、安宅の関で富樫左衛門の詮議を受けます。富樫は一行を義経主従だと見破りながらも、主君を守る弁慶の命懸けの振る舞いに心打たれ、関所の通行を許すのでした。
富樫が弁慶を問い質す「山伏問答」や弁慶の「延年の舞」など見どころが多く、「歌舞伎十八番」の中でも屈指の人気演目。数々の見得、飛び六法の引込みなど荒事の要素を見せる弁慶と、相対する富樫の二役を、昼夜役替りにてお楽しみいただきます。
御所五郎蔵(ごしょのごろぞう)
男伊達の意気地と女の情がすれ違う、その結末は...
浅間家の忠臣だった御所五郎蔵は、星影土右衛門に腰元皐月との不義を密告され、今は俠客の身。その土右衛門と鉢合わせして一触即発となりますが、これを甲屋与五郎が収めます。旧主のため金策に奔走する五郎蔵を思い、皐月は土右衛門の意に従って、五郎蔵に愛想づかしをします。皐月の真意を知らない五郎蔵は逆上し…。
河竹黙阿弥ならではの名せりふと江戸の風情あふれる絢爛の舞台。当月は久々に「五郎蔵内腹切」まで上演し、真相を知った五郎蔵のその後をご覧いただきます。
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