公演情報詳細
陽春花形歌舞伎 | ||
通し狂言 四谷怪談忠臣蔵 | 仮名鑑双繪草紙(かなでほんにまいえぞうし) | |
市川右近宙乗り相勤め申し候 |
当公演は終了いたしました。
2010年4月1日(木)~23日(金)
劇場:新橋演舞場
料金(税込)
- 1等席13,000円
- 2等A席8,000円
- 2等B席7,000円
- 3階A席5,000円
- 3階B席3,000円
- 1階桟敷席14,000円
演目と配役
通し狂言 四谷怪談忠臣蔵(よつやかいだんちゅうしんぐら)
発 端 序 幕 第一場 第二場 第三場 第四場 第五場 第六場 第七場 第八場 二幕目 第一場 第二場 大 詰 第一場 第二場 第三場 第四場 第五場 | 東海道四谷宿宿外れの場 足利館松の間の場 扇ヶ谷塩冶館の場 同 塀外の場 浅草観世音額堂の場 浅草宅悦住居の場 同 裏田圃の場 雑司ヶ谷四谷町伊右衛門浪宅の場 両国橋の場 砂村隠亡堀の場 深川三角屋敷の場 天川屋義平内の場 高家奥庭泉水の場 同 炭部屋の場 東海道明神ヶ嶽山中の場 同 大滝の場 |
新田義貞の霊 直助権兵衛 天川屋義平 暁星五郎実は新田鬼龍丸 佐藤与茂七/義平女房おその 高師直/按摩宅悦 斧定九郎 猪熊局後に伊右衛門母お熊 小汐田又之丞 民谷伊右衛門 お岩/小仏小平/一文字屋お軽 塩冶判官/お袖 大星由良之助 | 市川 右 近 市川 門之助 市川 猿弥 市川 春猿 市川 寿猿 市川 弘太郎 市川 段治郎 市川 笑三郎 市川 笑也 坂東 彌十郎 |
みどころ
昼の部
通し狂言 四谷怪談忠臣蔵(よつやかいだんちゅうしんぐら) 『四谷怪談』と『忠臣蔵』
二つの世界が一つになって、縦横無尽に駆け巡る!
澤瀉屋一門が魅せる猿之助エンターテインメント!!
二つの世界が一つになって、縦横無尽に駆け巡る!
澤瀉屋一門が魅せる猿之助エンターテインメント!!
鶴屋南北の傑作『東海道四谷怪談』は『仮名手本忠臣蔵』の外伝という構想で描かれました。『四谷怪談』に登場する民谷伊右衛門は、実は浪士として、討入に加わるべき存在だったのです。江戸時代、『四谷怪談』が初演された折には、『忠臣蔵』と場面を交互にして、2日間にわたって上演されました。市川猿之助は、この構想を生かし、昭和55年4月に両作品を一つにした『双繪草紙忠臣蔵』を昼夜で通し上演。平成15年7月には、猿之助歌舞伎のエッセンスをさらに盛り込み、まったく新しい発想のもと、両作品の登場人物たちが縦横無尽に駆け巡る『四谷怪談忠臣蔵』を創り出し、いずれも大きな人気と評判を集めました。
物語は、高師直に新田義貞の霊が乗り移る発端から始まります。序幕は『忠臣蔵』の「松の間」「判官切腹」の後、『四谷怪談』の世界になり、「浅草観音」「伊右衛門浪宅」までがスピーディーに展開され、幕切れの「両国橋」では、きらびやかな花火を背景に、義貞のご落胤である大盗賊の暁星五郎が飛行の術を使い悠々と去っていく姿を宙乗りで描きます。二幕目以降も『四谷怪談』の「隠亡堀」、『忠臣蔵』の「討入」と随所に名場面が続き、大詰には何トンもの本水が降り注ぐ「大滝」が舞台上に出現。豪快な立廻りをご覧に入れます。
今回は、市川猿之助が演じた直助、暁星五郎、天川屋義平に加え、新田義貞の霊の四役を市川右近が勤め、澤瀉屋一門が総出のもと、坂東彌十郎、市川門之助が加わり、波乱万丈、見どころ満載の舞台に挑みます。陽春ならではの超大作にどうぞご期待ください。
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