公演情報詳細
第八回 永楽館歌舞伎 |
当公演は終了いたしました。
2015年11月4日(水)~10日(火)
劇場:出石永楽館
料金(税込)
11,000円(全席指定)
演目と配役
第一部
一、青雲の座(せいうんのざ)
出石の桂小五郎
桂小五郎 幾松 広戸屋甚助 甚助妹おすみ 堀田半左衛門 | 片岡 愛之助 中村 壱太郎 中村 寿治郎 上村 吉弥 中村 鴈治郎 |
二、お目見得 口上(こうじょう)
幹部俳優出演 |
三、蜘蛛絲梓弦(くものいとあずさのゆみはり)
片岡愛之助五変化相勤め申し候
小姓寛丸 太鼓持愛平 座頭松市 傾城薄雲太夫 蜘蛛の精 源頼光 | 片岡 愛之助 中村 壱太郎 |
第二部
みどころ
第一部
一、青雲の座(せいうんのざ)
◆幕末期、但馬出石に潜伏していた維新の英傑、桂小五郎を主人公にした新作歌舞伎
「維新の三傑」の一人として、明治維新に大きく貢献し、歴史にその名を残した長州藩の桂小五郎(=木戸孝允)が、幕末に但馬出石に潜伏していたという史実に焦点を当てて描く、ご当地を題材にした新作歌舞伎です。
桂小五郎を演じるのは片岡愛之助。小五郎を取り巻く様々な登場人物役に、中村壱太郎、上村吉弥ら、永楽館でもすっかりお馴染みの顔ぶれに加え、襲名したばかりの中村鴈治郎を迎えて、豪華な顔合わせでご覧いただきます。
二、お目見得 口上(こうじょう)
出演する幹部俳優がご挨拶を申し上げます。歌舞伎を身近に感じていただきたいという出演者の意気込みが伝わる口上は、小さな芝居小屋「出石永楽館」ならではの恒例の一幕です。
三、蜘蛛絲梓弦(くものいとあずさのゆみはり)
◆源頼光主従の土蜘蛛退治を題材に、早替りの趣向を取り入れた変化舞踊
物の怪に憑りつかれた源頼光は病にかかり、館で休んでいます。家臣たちが宿直をして、館を警護していると、どこからともなく小姓が現れます。小姓が頼光の寝所に入り込もうとするので、家臣たちが切り払うと、小姓は忽然と姿を消します。続いて姿を見せた太鼓持や座頭も、頼光のいる一間に襲いかかろうとしますが、家臣たちに阻まれると、一瞬で消え失せてしまうのでした。家臣たちは、これらが葛木山に棲む土蜘蛛の仕業ではないかと疑い、警戒を強めます。
やがて頼光のもとに、馴染みの傾城・薄雲太夫が訪ねてきます。久しぶりの逢瀬を楽しむ二人でしたが…。
片岡愛之助が五役を早替りで見せる変化舞踊の傑作を存分にご堪能ください。
第二部
※第一部/第二部 同一演目にて上演します。
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