公演情報詳細
第三十一回 | ||
四国こんぴら歌舞伎大芝居 |
当公演は終了いたしました。
2015年4月11日(土)~26日(日)
劇場:旧金毘羅大芝居(金丸座)
こんぴら歌舞伎 オフィシャルサイト
料金(税込)
- A席14,000円
- B席10,000円
こんぴら歌舞伎 オフィシャルサイト
演目と配役
第一部
一、伊勢音頭恋寝刃(いせおんどこいのねたば)
野道追駈けより
油屋奥庭まで
福岡貢 料理人喜助 油屋お紺 油屋お岸 油屋お鹿 奴林平 今田万次郎/仲居万野 | 尾上 菊之助 坂東 亀三郎 中村 梅枝 尾上 右近 尾上 松也 坂東 亀寿 中村 時蔵 |
二、道行初音旅(みちゆきはつねのたび)
吉野山
佐藤忠信実は源九郎狐 静御前 逸見藤太 | 尾上 松緑 中村 梅枝 坂東 亀寿 |
第二部
一、芦屋道満大内鑑(あしやどうまんおおうちかがみ)
葛の葉
女房葛の葉/葛の葉姫 安倍保名 | 中村 時蔵 尾上 松也 |
二、曽我綉俠御所染(そがもようたてしのごしょぞめ)
御所五郎蔵
御所五郎蔵 甲屋与五郎 傾城皐月 傾城逢州 子分新貝荒蔵 子分梶原平蔵 星影土右衛門 | 尾上 菊之助 坂東 亀三郎 中村 梅枝 尾上 右近 尾上 松也 坂東 亀寿 尾上 松緑 |
みどころ
第一部
一、伊勢音頭恋寝刃(いせおんどこいのねたば)
伊勢の御師(神官)の福岡貢は、かつての主筋にあたる今田万次郎のため、御家の重宝青江下坂の名刀探索の名を受け、見事に取り戻します。万次郎へ渡すため油屋を訪れますが、行き違いになり、止むを得ず、家来筋で料理人の喜助に預けます。貢と恋仲の遊女お紺は、貢のために折紙(鑑定書)を手に入れようと、貢に偽りの愛想尽かしをします。さらに意地悪な仲居の万野にまで罵倒された貢は、刀が偽物であると思い込み次々と人を斬ってしまい…。
今から220年ほど前の寛政8(1796)年、伊勢の古市にあった遊郭・油屋で実際に起きた事件を題材に、近松徳三がわずか3日で書き上げたといわれています。世話物狂言の名作をご覧いただきます。
二、道行初音旅(みちゆきはつねのたび)
源義経は兄頼朝と不仲になり、河連法眼を頼って吉野山へと逃れてきました。義経を慕う静御前は、家来の佐藤忠信と共に、義経を捜して吉野の山中を分け入っていきますが、いつの間にか同道していたはずの忠信の姿を見失います。
ところが、初音の鼓を打ち鳴らすとどこからともなく忠信が現れ出ます。静御前の旅の憂さを晴らすため、忠信は壇ノ浦の合戦の様子を物語るところ、追手の逸見藤太が家来と共に現れます。忠信は藤太たちを追い散らし、静と共に道中を急ぐのでした。
満開の桜が咲き誇る吉野山を背景に、随所に見せ場が多く、歌舞伎舞踊の中でも屈指の人気を誇る作品です。
第二部
一、芦屋道満大内鑑(あしやどうまんおおうちかがみ)
信田の森の葛の葉狐の伝説と、陰陽師として名高い安倍晴明の伝説をもとにした作品で、享保19(1734)年に大坂竹本座で全五段の人形浄瑠璃として初演されました。今回上演される『葛の葉』は、原作の四段目にあたり、最も人気のある場面です。
安倍保名の妻となり、子まで生した葛の葉は、実は保名に救われた狐で、本物の葛の葉姫が現れたことにより、我が子や夫と別れ、古巣の信田の森へ帰っていきます。葛の葉と葛の葉姫の早替りや、子別れの愁嘆など、見どころの多い作品です。
二、曽我綉俠御所染(そがもようたてしのごしょぞめ)
俠客の御所五郎蔵は元浅間家の家臣。腰元皐月との不義を星影土右衛門に密告され、主家を追われました。その土右衛門と五條坂仲之町で鉢合わせし、一触即発となりますが、茶屋甲屋の主人がその場を収めます。今は傾城の皐月は、五郎蔵が旧主のため金策に奔走しているので、土右衛門になびいたふりをして金を工面しようします。心ならずも愛想尽かしをする皐月に、真意を知らない五郎蔵は逆上し…。
江戸の粋な魅力漂う、河竹黙阿弥ならではの七五調のせりふのやりとり、歌舞伎の様式美溢れる名場面をお楽しみください。
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