公演情報詳細
第六回 システィーナ歌舞伎水口一夫 作・演出百合若丸弓軍功(ゆりわかまるゆみのいさおし) | ||
ユリシーズ |
当公演は終了いたしました。
平成27年2月20日(金)・21日(土)・22日(日)
劇場:大塚国際美術館システィーナ・ホール
料金(税込)
- S席12,000円
- A席10,000円
※美術館入館料込み
演目と配役
午前の部
百合若丸弓軍功(ゆりわかまるゆみのいさおし)
ユリシーズ
百合若大臣 立花姫/女神カリュプソ 蒙古の大将海龍王 頭の中将仲成 市郎秀虎 鷹の精鷹姫/秀虎姉松ヶ枝 | 片岡 愛之助 大和 悠河 張 春祥 市村 橘太郎 中村 種之助 上村 吉弥 |
午後の部
みどころ
午前の部
ユリシーズ
蒙古の来襲を撃破した百合若は、帰途、島に上陸し、勝利の美酒に酔う。百合若の家来、雲住、雲足の兄弟は、まどろむ百合若を見て、百合若を一人、絶海の孤島に取り残し、百合若の領土を我がものにしようと悪計を企む。
目を覚ました百合若が見た景色は、家来の姿も、船の影もなく、ただ、茫洋と広がる大海原であった。
孤独、気力もなえた百合若だったが、島に住む一人の女性と恋に落ちる。国に残した許嫁立花姫によく似た女性だった。二人の間に、男の子が誕生する。
雲住、雲足は、国を乗っ取り、権勢を極めていた。快く思わない忠臣秀虎は、百合若の居所を探すべく海原に船を出す。その船の舳先に、一本の矢が突き刺さる。矢の方向に舟を走らすと…。
古来から伝わる百合若伝説はホメロスの『オデュセイア』と同様の壮大なロマンとスペクタクルに満ちた物語です。説教節や近松門左衛門の浄瑠璃でも取り上げられています。システィーナ・ホールの空間で、甦る百合若伝説。和と洋のコラボレーションによるシスティーナ歌舞伎の第六弾です。
午後の部
※午前の部/午後の部 同一演目にて上演します。
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