公演情報詳細

公演情報一括印刷

第七回 永楽館歌舞伎

第七回 永楽館歌舞伎

当公演は終了いたしました。

2014年11月4日(火)~9日(日)

当公演は終了いたしました。

第一部 午前11時30分~
第二部 午後4時~
※9日(日)は第一部のみ

劇場:出石永楽館

料金(税込)

11,000円(全席指定)

「永楽館歌舞伎」座席表はこちら

上演時間

  • 桂川連理柵
    帯屋

  • 幕間 20分
  • お目見得 口上

  • 幕間 30分
  • 神の鳥

  • 桂川連理柵
    帯屋

  • 幕間 20分
  • お目見得 口上

  • 幕間 30分
  • 神の鳥

※11月4日時点での予定
※上演時間は変更になる可能性があります。

演目と配役

第一部

一、桂川連理柵(かつらがわれんりのしがらみ)

帯屋

帯屋長右衛門
信濃屋娘お半/丁稚長吉
弟儀兵衛
隠居繁斎
義母おとせ
女房おきぬ
片岡 愛之助
中村 壱太郎
片岡 千次郎
片岡 當十郎
中村 寿治郎
上村
二、お目見得 口上(こうじょう)

幹部俳優出演
三、神の鳥(こうのとり)
狂言師右近実はこうのとり(男)
山中鹿之介幸盛
狂言師左近実はこうのとり(女)
こうのとり(子)
傾城柏木
赤松満祐
片岡 愛之助
片岡 愛之助
中村 壱太郎
上村 吉太朗
上村
市川 男女蔵

第二部



※第一部/第二部 同一演目にて上演します。

みどころ

第一部

一、桂川連理柵(かつらがわれんりのしがらみ)

 京都の呉服屋「帯屋」の主人、長右衛門は、5歳のときに繁斎の養子となって育てられ、今では隠居となった繁斎に代わって、女房のお絹ともども立派に店を切り盛りしています。一方、繁斎は女房を亡くした後、飯炊きであった女をおとせと名のらせ、後妻に迎えました。おとせには儀兵衛という連れ子がいますが、この母子は大変な欲張りで、何かにつけて長右衛門につらく当たり、ゆくゆくは店を乗っ取ろうと企んでいます。
 ところで、長右衛門には人には言えぬ秘密がありました。この春、商用で遠出した際に、旅先で偶然、隣家の信濃屋の娘、お半と同宿となり、そこで魔がさして間違いを犯してしまっていたのです。分別ある四十男が14歳の娘と関係を持ったと世間に露見しては、一大事…。しかし、悪いことには、そのことが儀兵衛の知るところとなり、長右衛門は岐路に立たされます。

 帯屋の謹直な主人、長右衛門を片岡愛之助、信濃屋の滑稽な丁稚長吉と初々しい娘お半の2役を中村壱太郎、そして長右衛門の貞淑な妻、お絹を上村吉弥がそれぞれ初役で勤めます。

二、お目見得 口上(こうじょう)

 出演する幹部俳優がご挨拶を申し上げます。身近に歌舞伎を感じていただきたいという出演者の意気込みが伝わる口上は、小さな芝居小屋「出石永楽館」ならではの恒例の一幕です。

三、神の鳥(こうのとり)

  時は室町時代。播磨を拠点に勢力を拡大していた守護大名の赤松満祐は、将軍足利頼教を討ち果たし、今や飛ぶ鳥落とす権勢を誇っていました。
 出石神社の社頭では、満祐の天下掌握を祈願する宴が開かれようとしています。ひと際目を引くのは大きな鳥籠。中には神の使いとされる “こうとのり”が捕えられています。その肉を食べると長寿を得るという伝説に従い、家臣が満祐に献上した生贄だったのでした。
 まだ幼い子どもの “こうのとり”を殺して料理しようと、家臣たちが鳥籠を取り囲むと、突然辺りが真っ暗となり、狂言師の二人連れが現れます。二人は満祐の前で奉納の舞を披露しますが、やがて鳥籠に近づいたかと思うと…。

 但馬の霊長、 “こうのとり”を題材に、新たに書き下ろされた舞踊劇です。錦絵を見るような歌舞伎らしい華やかな舞台にどうぞご期待ください。

第二部

※第一部/第二部 同一演目にて上演します。

続きを読む

その他 公演詳細
公演チラシアーカイブ