公演情報詳細
明治座 十一月花形歌舞伎 |
当公演は終了いたしました。
2012年11月3日(土・祝)~27日(火)
劇場:明治座
料金(税込)
- 一等席(1階席、2階正面)12,000円
- 二等席(2階左右1・2列)8,000円
- 三等A席(2階左右3・4列、3階正面)5,000円
- 三等B席(3階左右)3,000円
【売切日】
8日(木)<昼の部>、15日(木)<夜の部>、
21日(水)<夜の部>、23日(金・祝)<夜の部>
演目と配役
昼の部
一、傾城反魂香(けいせいはんごんこう)
序 幕 二幕目 | 近江国高嶋館の場 同 館外竹藪の場 土佐将監閑居の場 |
浮世又平後に土佐又平光起 女房おとく 土佐将監光信 狩野雅楽之助 狩野四郎二郎元信 | 市川 右近 市川 笑也 市川 寿猿 市川 猿弥 市川 門之助 |
二、蜘蛛絲梓弦(くものいとあずさのゆみはり)
市川猿之助六変化相勤め申し候
童熨斗丸 薬売り彦作 番頭新造八重里 座頭亀市 傾城薄雲 実は女郎蜘蛛の精 平井保昌 渡辺綱 卜部季武 坂田金時 碓井貞光 源頼光 | 市川 猿之助 市川 右近 市川 猿弥 中村 米吉 中村 亀鶴 市川 男女蔵 市川 門之助 |
夜の部
三代猿之助四十八撰の内
通し狂言 天竺徳兵衛新噺(てんじくとくべえいまようばなし)
市川猿之助宙乗り相勤め申し候
序 幕 大 詰 | 遠州灘元船の場より 梅津館奥庭の場まで |
天竺徳兵衛 小平次 女房おとわ 尾形十郎 枝折姫 木曽官の霊/馬士多九郎 小平次妹おまき 百姓正作 奴磯平 梅津桂之介 今川左馬次郎 今川奥方葛城 菊地大膳太夫貞行 | 市川 猿之助 市川 右近 市川 笑也 市川 猿弥 中村 米吉 市川 寿猿 中村 亀鶴 市川 男女蔵 市川 門之助 市村 萬次郎 市川 段四郎 |
みどころ
昼の部
一、傾城反魂香(けいせいはんごんこう)
近松門左衛門作『傾城反魂香』より、人気狂言として親しまれている、又平おとく夫婦の物語「土佐将監閑居の場」に加え、作品全体の軸となる御家騒動を描いた「近江国高嶋館の場」「塀外竹藪の場」を併せてご覧いただきます。悪臣らが廻らす御家横領の企み、姫の恋心が呼ぶ波紋、絵師たちのプライド、そして夫婦愛―人間ドラマを堪能できる秀作です。
二、蜘蛛絲梓弦(くものいとあずさのゆみはり)
『蜘蛛絲梓弦』は、様々な役柄を次から次へと替ってみせる華麗な変化舞踊です。目まぐるしく姿を変え、ついに女郎蜘蛛の精の本性を現す鮮やかな六変化、そして源頼光たちとの立廻りで繰り出された蜘蛛の糸が舞台に広がる、圧巻のクライマックスまで目が離せません。
夜の部
三代猿之助四十八撰の内 天竺徳兵衛新噺(てんじくとくべえいまようばなし)
奇抜な発想と斬新な仕掛けで江戸の観客を虜にした四世鶴屋南北の出世作をさらに練り上げた一大スペクタクルです。日本転覆を志す異国帰りの天竺徳兵衛が、蝦蟇の妖術を駆使して活躍する物語に、小幡小平次の幽霊譚を織り交ぜた大胆な展開。大蝦蟇や早替り、葛籠抜けの宙乗りなど仕掛けを駆使した心躍る世界が広がります。
昼夜ともに澤瀉屋ならではの演目、醍醐味をお楽しみください。
※澤瀉屋の「瀉」のつくりは正しくは"わかんむり"です。
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