公演情報詳細
康楽館復興25周年記念 | ||
坂東玉三郎特別舞踊公演 |
当公演は終了いたしました。
平成23年12月10日(土)・11日(日)
劇場:康楽館
料金(税込)
- 松席18,000円
- 竹席15,000円
- 自由席12,000円
(当日席は各1,000円増)
演目と配役
一、雪(ゆき)
二、葵の上(あおいのうえ)
三、鐘ヶ岬(かねがみさき)
【出演】 | 坂東 玉三郎 |
みどころ
一、 雪(ゆき)
江戸中期の天明期に作られたとされる地唄の曲で、大坂は南地のソセキという実在の芸妓をモデルにして哀婉な女心をうたっています。今は仏門に入った芸妓が、雪の夜にひとり淋しく恋人を待ち侘びた過日の思い出を回想する――。
二、 葵の上(あおいのうえ)
「源氏物語」の一節を原典に、能の『葵上』を地唄に移しかえた曲。恋しい光源氏を一目見ようと出掛けた先で、六条御息所の牛車は、源氏の正妻葵の上の従者に打ち壊されます。夜ごと御息所の魂は生霊となって葵の上の枕元に現れる――。
三、 鐘ヶ岬(かねがみさき)
長唄『京鹿子娘道成寺』を江戸で初演した初世中村富十郎が、その後上方で上演した時の曲が伝わったとされる地唄です。釣鐘ごと安珍を焼き殺した清姫、「安珍清姫伝説」の後日談の形を取り、桜の下で舞う女の詩情あふれる曲です。
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