公演情報詳細
松竹創業120周年 | ||
六月花形歌舞伎 |
当公演は終了いたしました。
2015年6月13日(土)~26日(金)
劇場:大阪松竹座
料金(税込)
- 一等席13,000円
- 二等席7,000円
- 三等A席6,000円
- 三等B席4,000円
※おことわり 後方のお座席など一部で、宙乗りの演出がご覧になりにくい場合がございます。あらかじめご了承ください。
演目と配役
昼の部
湧昇水鯉滝(わきのぼるみずにこいたき)
通し狂言 鯉つかみ(こいつかみ)
片岡愛之助十二役早替り宙乗りならびに本水にて立廻り相勤め申し候
序 幕 二幕目 大 詰 | 三上山百足退治の場 琵琶湖中登竜の場 琵琶湖湖水の場 清水寺花見の場 真葛ヶ原の場 釣家下館の場 琵琶湖中鯉退治の場 |
俵藤太秀郷 三上山の大百足 鯉王皇子金鯉 鮒五郎 釣為兼奥方漣 余呉左衛門 道具屋清兵衛 関白中納言橘広継 奴瀬田平 信田清晴 滝窓志賀之助実は鯉の精 滝窓志賀之助 雨宝童子 釣為彦 釣家息女小桜姫 堅田刑部 鯉王 篠村妻呉竹 家老篠村次郎公光 | 片岡 愛之助 中村 萬太郎 尾上 右近嵐 橘三郎 市川 寿 猿 上村 吉 弥 市川 男女蔵 |
夜の部
みどころ
昼の部
通し狂言 鯉つかみ(こいつかみ)
水に所縁のある、人気の夏芝居!
『湧昇水鯉滝』は、大正3(1914)年に東京本郷座で初演されました。通称「鯉つかみ」と呼ばれるこの作品は、主人公が本性を現した鯉の精と闘う場面が見せ場です。この鯉退治の場面は、本水を用いた舞台で繰り広げる大立廻りとなります。この涼感あふれる趣向は江戸時代からあるもので、夏狂言のひとつとして人気の演目です。
秘中の秘、新たなる挑戦!
この作品では、本水での立廻り、宙乗り、様々な仕掛けや早替りなど、ケレン味あふれるみどころが続きます。最後の「泳ぎ六法」もこの作品ならではのみどころです。さらに今回の作品では、新たに12の役を片岡愛之助が早替りで魅せます。スピード感にあふれた爽快で華やかな舞台をお楽しみください!
近江国三上山の大百足を退治するよう勅命を受けた俵藤太秀郷。闘いの中現れた、琵琶湖の守り雨宝童子に宝剣龍神丸を授けられ、見事大百足を退治するのでした。時同じく、琵琶湖中では鯉王の息子金鯉が龍に変じることとなり、その門出を祝うべく宴が催されています。しかし、琵琶湖に流れ込んだ大百足の毒血が、金鯉の身を汚してしまい、登龍の望みを絶たれてしまいます。これを恨んだ鯉王は末代まで俵家を祟ると誓うのでした。
時は移り、俵家の末裔釣家ではお家乗っ取りの陰謀が…。一方、釣家息女小桜姫は清水寺で出会った滝窓志賀之助に一目惚れするのですが、宝剣龍神丸の威徳により、実はこの志賀之助が釣家滅亡を企てる鯉の化身であることが露見します。そこへ真の志賀之助が現れ、事の次第が明らかとなり、志賀之助は琵琶湖へと鯉退治へとむかうのでした…。
夜の部
※昼の部/夜の部 同一演目にて上演します。
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