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坂東玉三郎初春特別舞踊公演

坂東玉三郎初春特別舞踊公演

中村七之助 出演

当公演は終了いたしました。

2014年1月2日(木)~27日(月)

午後2時~
※17日(金)、24日(金)のみ午後6時~
※4日(土)貸切、16日(木)休演

劇場:大阪松竹座

料金(税込)

  • 一等席18,000円
  • 二等席9,000円
  • 三等A席8,000円
  • 三等B席6,000円

幕見席のご案内

上演時間

  • 村松風二人汐汲

  • 幕間 15分
  • 操り三番叟

  • 幕間 25分
  • 二人藤娘

  • 幕間 25分
  • 於染久松色読販
    心中翌の噂

※1月1日時点での予定
※上演時間は変更になる可能性があります。

演目と配役

一、村松風二人汐汲(むらのまつかぜににんしおくみ)
松風
村雨
玉三郎
七之助
二、操り三番叟(あやつりさんばそう)
三番叟

後見
千歳

月乃助

笑三郎
三、二人藤娘(ににんふじむすめ)
藤の精
藤の精
玉三郎
七之助
四、於染久松色読販(おそめひさまつうきなのよみうり)

心中翌の噂

「お染の七役」より

お六
お光
お染
久松
船頭
女猿廻し
玉三郎
七之助
月乃助
笑三郎

みどころ

一、村松風二人汐汲(むらのまつかぜににんしおくみ)

 須磨の浦に流された在原行平が、かの地で契りを交わしたという海女の姉妹・松風と村雨。行平が残した烏帽子と狩衣を身にまといながら、二人は行平を偲んで踊ります。
 謡曲『松風』を素材にした歌舞伎舞踊『汐汲』。今回は踊り手を二人にした華やかな趣向で、玉三郎と七之助の美の競演をご覧ください。

二、操り三番叟(あやつりさんばそう)

 翁と千歳が現れ、厳かに舞い始めます。翁と千歳が舞い納めてその場を去ると、後見が箱から糸操りの三番叟の人形を運び出し、糸を操ると三番叟が動き出します。三番叟は五穀豊穣を祈り、舞い納めるのでした。
 三番叟物のなかでも、人気が高くユーモア溢れる一幕を猿弥の三番叟、笑三郎の千歳、月乃助の翁、薪車の後見という配役でお楽しみください。

三、二人藤娘(ににんふじむすめ)

 松の大木のもとに、塗笠をかぶり藤の枝を手にした愛らしい娘姿の藤の精が現れ、男心のつれなさを名所近江八景によそえて踊ります。そして娘の恋を艶やかに踊り、松を好きな男にみたてて差しつ差されつ盃を交わすうち、ほろ酔いの姿を見せます。続いて気分を変えるように賑やかな手踊りとなりますが、やがて日も暮れ、いつしかその姿を消すのでした。
 華やかで可憐な舞踊。今回は踊り手を玉三郎と七之助の二人にした新たな趣向で、ご堪能いただきます。

四、於染久松色読販(おそめひさまつうきなのよみうり)

 お染久松の情話を江戸に移し、美しい女方の目まぐるしい早替りと、土手のお六で悪婆と呼ばれる南北独自の女方芸を見せるのが趣向です。『道行』では、常磐津舞踊の形を取りながら、次々に早替りで見せ、登場人物の運命を綴っていきます。最後にお六が出て華やかな所作立てとなります。
 今回は土手のお六に玉三郎。お光、お染、久松の三役を七之助が早替りで演じます。

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