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九月大歌舞伎

九月大歌舞伎

当公演は終了いたしました。

2011年9月1日(木)~25日(日)

昼の部 午前11時~
夜の部 午後4時~

劇場:大阪松竹座

料金(税込)

  • 1等席15,750円
  • 2等席8,400円
  • 3等席4,200円

幕見席のご案内

上演時間

  • 猿翁十種の内 悪太郎

  • 幕間 30分
  • 若き日の信長

  • 幕間 25分
  • 天衣紛上野初花
    河内山

  • 猿之助四十八撰の内 華果西遊記

  • 幕間 30分
  • 歌舞伎十八番の内 勧進帳

  • 幕間 25分
  • 幸助餅

日程詳細

2011年9月

123
昼の部夜の部11:0016:0011:0016:0011:0016:00
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昼の部夜の部11:0016:0011:0016:0011:0016:0011:0016:0011:0016:0011:0016:0011:0016:00
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25
昼の部夜の部11:0016:00

2011年9月

昼の部 夜の部
1
(木)
11:00 16:00
2
(金)
11:00 16:00
3
(土)
11:00 16:00
4
(日)
11:00 16:00
5
(月)
11:00 16:00
6
(火)
11:00 16:00
7
(水)
11:00 16:00
8
(木)
11:00 16:00
9
(金)
11:00 16:00
10
(土)
11:00 16:00
11
(日)
11:00 16:00
12
(月)
11:00 16:00
13
(火)
11:00 16:00
14
(水)
11:00 16:00
15
(木)
11:00 16:00
16
(金)
11:00 16:00
17
(土)
11:00 16:00
18
(日)
11:00 16:00
19
(月)
11:00 16:00
20
(火)
11:00 16:00
21
(水)
11:00 16:00
22
(木)
11:00 16:00
23
(金)
11:00 16:00
24
(土)
11:00 16:00
25
(日)
11:00 16:00

演目と配役

昼の部

一、猿翁十種の内 悪太郎(あくたろう)
悪太郎
伯父安木松之丞
太郎冠者
修行者智蓮坊

笑三郎
弘太郎

二、若き日の信長(わかきひののぶなが)
織田上総之介信長
木下藤吉郎
弥生
五郎右衛門
監物
甚左衛門
林美作守
僧覚円
平手中務政秀
海老蔵

壱太郎
男女蔵
亀三郎



左團次

天衣紛上野初花

三、河内山(こうちやま)

松江邸広間より玄関先まで

河内山宗俊
松江出雲守
腰元浪路
北村大膳
宮崎数馬
高木小左衛門
團十郎
海老蔵


友右衛門
左團次

夜の部

一、猿之助四十八撰の内 華果西遊記(かかさいゆうき)
孫悟空
猪八戒
沙悟浄
女王妹芙蓉実は妹蜘蛛の精
西梁国女王実は姉蜘蛛の精
玄奘三蔵法師


弘太郎

笑三郎

二、歌舞伎十八番の内 勧進帳(かんじんちょう)
武蔵坊弁慶
源義経
亀井六郎
片岡八郎
駿河次郎
常陸坊海尊
富樫左衛門
海老蔵

友右衛門
男女蔵
亀三郎

團十郎
三、幸助餅(こうすけもち)
大黒屋幸助
女房おきみ
妹お袖
三ツ扇屋帳場平兵衛
芸者秀ゆう
三ツ扇屋女将お柳
世話役安吉
叔父五左衛門
関取雷五良吉


壱太郎


笑三郎
男女蔵
右之助

みどころ

昼の部

一、猿翁十種の内 悪太郎(あくたろう)

 大酒飲みで酒乱の悪太郎。陽気で無邪気な腕白坊主だが、酔うと周囲に迷惑をかけるので悪太郎と呼ばれている。その悪太郎を懲らしめようと、伯父と修行者が、酔って寝入った悪太郎の頭を丸坊主にしてしまう。目を覚ました悪太郎は…。
 同名の狂言を岡村柿紅が舞踊化し、大正13(1924)年に二代目市川猿之助(初代猿翁)によって初演され、猿翁十種のひとつに加えられた、おかしみあふれる軽快な舞踊劇です。澤瀉屋の家の芸に、右近が初役で臨みます。

二、若き日の信長(わかきひののぶなが)

 父の三回忌の法要の日だというのに、信長は寺近くの丘の上で、子供らと柿を食べて遊んでいる。今にも敵方に寝返りそうな身内を抱えながら、跡目を継いだ自覚もなく野放図に暮らす信長を老臣の平手中務(なかつかさ)は心配している。そしてついに責任を感じるあまり、死をもって諫めようと、切腹してしまう。駆けつけた信長が、自分の苦しみを理解されぬまま死なれた悔しさに絶叫する中、今川方に寝返った者達が攻めてくるとの報せが…。
 一時代を築いた武将織田信長の、「うつけ」と呼ばれながら、悩みもがきつつも全力で生き抜こうとする青春の日々を描いています。大佛次郎が十一代目市川團十郎のために書きおろした最初の作品で、父團十郎に受け継がれてきた信長を、海老蔵が演じます。

三、河内山(こうちやま)

 上州屋の娘ふじは、松江家に腰元浪路として奉公しているが、当主の松江出雲守に見初められたために幽閉されている。このことを聞きつけた御数寄屋坊主の河内山宗俊は、上野寛永寺の使僧の名を騙って松江家に乗り込む。出雲守と直談判の末、浪路を連れ戻すことに成功した河内山だったが、その帰りがけに、北村大膳に正体を見破られてしまい…。
 河竹黙阿弥の名作『天衣紛上野初花(くもにまごううえののはつはな)』からの一幕。悪党ながらも人物の大きさや色気、愛嬌も兼ね備えた河内山宗俊を、当たり役とする團十郎が演じます。胸のすくような黙阿弥独特の七五調の名せりふも聴きどころです。

夜の部

一、猿之助四十八撰の内 華果西遊記(かかさいゆうき)

 天竺を目指し旅をする三蔵法師一行は、西梁国という女だけの国に辿り着く。他国で出会った男が忘れられず妹が恋煩いになっているという女王姉妹と出会うが、孫悟空は姉妹が妖怪であると見抜き、如意棒で打ってかかる。すると美しかった姉妹はたちまち蜘蛛の本性を露にし、三蔵法師を連れ去ってしまう。孫悟空達は三蔵法師を救い出すことができるのか…。
 〝華果〟とは、演出を手がける市川猿之助の俳名です。右近の孫悟空、笑也の三蔵法師で、中国風の音楽や衣裳、大がかりな舞台装置など、見どころたっぷりの〝猿之助版西遊記〟にどうぞご期待ください。

二、歌舞伎十八番の内 勧進帳(かんじんちょう)

 壇ノ浦の合戦で平家が滅亡した後、征夷大将軍となった源頼朝と弟義経の仲は、日増しに悪化し、ついに都落ちを余儀なくされた源義経一行は、武蔵坊弁慶ら家来とともに、山伏や強力に姿を変えて奥州を目指す。
 加賀国安宅の関では、関守の富樫左衛門により山伏に対する厳しい詮議がされている。弁慶は、東大寺勧進の山伏と言って、富樫の問いにも淀みなく答え、通行を許されるが、山伏の一人が義経に似ていると気づいた番卒に呼び止められる。弁慶は、疑いを晴らす為、主君である義経を打擲する。この様子に感じ入った富樫は、義経一行と知りながらも、通行を許すのだった。
 成田屋の家の芸である「歌舞伎十八番」の一つを海老蔵の弁慶、團十郎の富樫、翫雀の義経でご覧いただきます。

三、幸助餅(こうすけもち)

 大阪で指折りの餅米問屋大黒屋の幸助は、雷(いかづち)という力士を贔屓に入れ揚げたためにみるみる落ちぶれ、今では侘しい長屋住まい。そしてついに、妹を苦界へ沈めることになり、幸助が三十両の金を手にしての帰り道で、大関となり、見違えるほど立派になった雷と再会する。ここまできたのも幸助のおかげと感謝を口にする雷に、幸助はつい、大事な三十両を祝儀と言って渡してしまう。このことを知った女房おきみらは、雷に三十両を返してもらおうとするが、雷の口から出たのは意外な言葉だった…。
 喜劇の祖、曽我廼家五郎(筆名一堺漁人)が書き下ろした松竹新喜劇の傑作を、翫雀の幸助、右近の雷でお楽しみいただきます。

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