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二月大歌舞伎

料金(税込)

  • 1等席13,650円
  • 2等席7,350円
  • 3等席4,200円

上演時間

  • 彦山権現誓助剱
    序幕・二幕目

  • 幕間 35分
  • 彦山権現誓助剱
    三幕目

  • 幕間 20分
  • 彦山権現誓助剱
    四幕目・大詰

  • 盟三五大切
    序幕・二幕目

  • 幕間 35分
  • 盟三五大切
    大詰

日程詳細

2011年2月

12345
昼の部夜の部11:0005:0011:0005:0011:0005:0011:0005:0011:0005:00
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昼の部夜の部11:0005:0011:0005:0011:0005:0011:0005:0011:0005:0011:0005:0011:0005:00
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昼の部夜の部11:0005:0011:0005:0011:0005:0011:0005:0011:0005:0011:0005:0011:0005:00
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昼の部夜の部11:0005:0011:0005:0011:0005:0011:0005:0011:0005:0011:0005:00

2011年2月

昼の部 夜の部
1
(火)
11:00 05:00
2
(水)
11:00 05:00
3
(木)
11:00 05:00
4
(金)
11:00 05:00
5
(土)
11:00 05:00
6
(日)
11:00 05:00
7
(月)
11:00 05:00
8
(火)
11:00 05:00
9
(水)
11:00 05:00
10
(木)
11:00 05:00
11
(金)
11:00 05:00
12
(土)
11:00 05:00
13
(日)
11:00 05:00
14
(月)
11:00 05:00
15
(火)
11:00 05:00
16
(水)
11:00 05:00
17
(木)
11:00 05:00
18
(金)
11:00 05:00
19
(土)
11:00 05:00
20
(日)
11:00 05:00
21
(月)
11:00 05:00
22
(火)
11:00 05:00
23
(水)
11:00 05:00
24
(木)
11:00 05:00
25
(金)
11:00 05:00

演目と配役

昼の部

通し狂言

彦山権現誓助剱(ひこさんごんげんちかいのすけだち)
序 幕 第一場
    第二場
    第三場
二幕目
三幕目 第一場
    第二場
四幕目 第一場
    第二場
大 詰
長門国住吉鳥居前の場
同  社前の場
同  郡城下馬場先の場
長門国吉岡一味斎屋敷の場
山城国眞葛ヶ原浪宅の場
同  釜ヶ淵の場
豊前国彦山杉坂墓所の場
同  毛谷村六助住家の場
豊前国小倉立浪主膳正本陣の場
毛谷村六助
一味斎姉娘お園
京極内匠
一味斎妻お幸
一味斎妹娘お菊
衣川弥三郎
若党佐五平
吉岡一味斎/杣斧右衛門
衣川弥三左衛門
仁左衛門
孝太郎
愛之助
竹三郎



彌十郎
段四郎

夜の部

通し狂言

盟三五大切(かみかけてさんごたいせつ)
序 幕 第一場
    第二場
二幕目 第一場
    第二場
大 詰 第一場
    第二場
佃沖新地鼻の場
深川大和町の場
二軒茶屋の場
五人切の場
四谷鬼横町の場
愛染院門前の場
薩摩源五兵衛
芸者小万
笹野屋三五郎
芸者菊野
若党六七八右衛門
船頭お先の伊之助
家主くり廻しの弥助
富森助右衛門
仁左衛門

愛之助



彌十郎
段四郎

みどころ

昼の部

通し狂言 彦山権現誓助剱(ひこさんごんげんちかいのすけだち)

 『彦山権現誓助剱』(ひこさんごんげんちかいのすけだち)は、もともと人形浄瑠璃の仇討ちものの傑作で、天明7(1787)年に歌舞伎に移されました。九段目にあたる「毛谷村」(けやむら)の場は、よく知られていますが、関西での通し上演は、実に67年ぶりとなります 。

 長門国郡家(こおりけ)の武道指南役吉岡一味斎(いちみさい)は、妻お幸、娘お園、妹娘お菊を残して、京極内匠(きょうごくたくみ)に殺されます。一家は仇討ち御免の御墨附を貰いますが、仇討ちの道中でお菊は返り討ちに遭ってしまい、一子の弥三松を佐五平に託します。

 一方、一味斎の弟子毛谷村の六助は豊前国彦山の麓で百姓暮らしをしていました。六助が杉坂の墓所で母の墓参りをしているところ、微塵弾正(みじんだんじょう)という男に御前試合に負けて欲しいと頼まれます。そこへ京極に襲われた佐五平が現れ、弥三松を六助に託して息絶えるのでした。

 約束通り、六助は御前試合で微塵弾正に負けてやります。そこへやって来たお園は、甥の弥三松が六助の家にいることから、佐五平を襲ったのが六助だと思い込み、斬りかかります。しかし実は、六助とお園は一味斎が決めた許嫁同士で、先の微塵弾正こそ京極内匠だったのです。正義感の強い六助は怒りに震え、京極内匠の仕官する小倉領内へと仇討ちに出立し、お幸、お園、弥三松の後見として、見事本懐を遂げるのでした。

 毛谷村の六助を、満を持して仁左衛門が初役で勤め、剣の達人にして、朴訥で正義感にあふれる六助を、颯爽と余すところなく魅せます。個性豊かな登場人物たちが彩る、波瀾万丈で起伏に富んだ物語を、丁寧な通し上演の形でお楽しみいただきます。

夜の部

通し狂言 盟三五大切(かみかけてさんごたいせつ)

 文政8(1825)年江戸中村座で初演された『盟三五大切』(かみかけてさんごたいせつ)は、『東海道四谷怪談』の続編として、また『仮名手本忠臣蔵』の外伝として著された四世鶴屋南北の作品で、関西では初めての上演となります。

 芸者の小万に入れ揚げている塩冶家(えんやけ)の浪人不破数右衛門(ふわかずえもん)は、御用金を紛失したことから、大星に勘当された身。討入りの仲間に加わろうと、薩摩源五兵衛と名を変え、金策に奔走しています。

 ある日、源五兵衛のもとに伯父の富森助右衛門が工面した百両の金が届きます。それに目を付けたのが、旧主のために百両が必要だと父親に頼まれた、小万の情夫三五郎。三五郎は仲間たちと、源五兵衛を騙してその百両を巻き上げます。騙されたことに気付いた源五兵衛は復讐の鬼と化し、三五郎夫婦の家で仲間の五人を惨殺します。

 逃げのびた三五郎と小万は、偶然に入手した討入り先の高家(こうけ)の絵図面を、百両とともに三五郎の父に渡します。しかし、百両を必要としている父の旧主とは、不破数右衛門、即ち源五兵衛だったのです。そうとは知らぬ源五兵衛は、小万を見つけ斬り殺します。全てが明らかになり、絶望した三五郎は、源五兵衛の罪を被ろうと切腹。源五兵衛は三五郎夫婦に感謝しながら、絵図面と百両を持ち、討入りへと向かうのでした。

 赤穂浪士のひとりである男が巻き起こす悲劇を描いた作品で、五人斬りなどの陰惨な場面を、南北独特の歌舞伎ならではの様式美で表します。仁左衛門が勤める源五兵衛の葛藤と悪の魅力が眼目となる、趣向に満ちた大南北の傑作をご堪能ください。

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