公演情報詳細
第十九回 南座 | ||
歌舞伎鑑賞教室 |
当公演は終了いたしました。
2011年4月22日(金)~27日(水)
劇場:南座
演目と配役
一、解説 南座と歌舞伎
ご案内 | 桂 九雀 |
二、釣女(つりおんな)
太郎冠者 大名某 上﨟 恵比寿三郎 醜女 | 片岡 亀蔵 片岡 松次郎 片岡 りき彌 上村 吉太朗 上村 吉弥 |
みどころ
一、解説 南座と歌舞伎
すっかり南座の春の名物公演となりました「歌舞伎鑑賞教室」が第十九回を迎えます。
ユーモアの中に趣向を凝らした解説と、わかりやすい演目で、歌舞伎の魅力をご案内します。
歌舞伎発祥の地に建ち、有形登録文化財に指定された南座の芝居小屋らしい雰囲気も存分に味わっていただけます。
二、釣女(つりおんな)
西宮の恵比寿神社へ参詣し、妻を得ようと祈願をかけた独身の大名は、お告げに従い、一本の釣竿で絶世の美女を釣り上げました。ふたりの仲睦まじい様子を見て羨ましく思った家来の太郎冠者も、願いを込めて釣糸を垂らします。すると、腕には確かな手ごたえがあり、被衣をかぶった女が釣れたのでした。喜んだ太郎冠者がその衣を取り上げてみると、なんとそこには......。
歌舞伎舞踊には能や狂言から題材をとった「松羽目物」と呼ばれる系統がありますが、「釣女」もそのひとつで、分かりやすくユーモラスな内容となっています。
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