公演情報詳細
第十七回 南座 | ||
歌舞伎鑑賞教室 |
当公演は終了いたしました。
2009年4月20日(月)~26日(日)
劇場:南座
演目と配役
一、解説 「南座と歌舞伎」
ご案内 | 桂 九雀 |
二、京鹿子娘道成寺(きょうかのこむすめどうじょうじ)
白拍子花子 | 上村 吉弥 |
みどころ
一、解説 「南座と歌舞伎」
すっかり南座の春の名物公演となりました「歌舞伎鑑賞教室」が第十七回目を迎えます。
ユーモアの中にも趣向を凝らした解説と、わかりやすい演目で、歌舞伎の魅力をご案内いたします。有形登録文化財である、南座の芝居小屋らしい雰囲気も存分に味わっていただけます。
二、京鹿子娘道成寺(きょうかのこむすめどうじょうじ)
桜満開の紀州道成寺で鐘供養が行われているところに、花子と名乗る白拍子が鐘を拝みたいとやってきます。本来ならば女人禁制のところ、入山の許可を得るかわりに、花子は華麗な舞を次々に披露していきます。しかし花子の形相に異様な執念が宿った瞬間、吊り鐘が落ち花子は鐘の中に姿を隠してしまいます。実は、花子は先年、恋の恨みから僧安珍を、蛇体となって釣鐘ごと焼いた清姫の亡霊でした…。
この作品は、一途な女心を様々な踊りで綴る女方舞踊の代表的な演目で、衣裳の引抜きなど見どころも多い作品です。
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