公演情報詳細
歌舞伎座新開場 | ||
柿葺落四月大歌舞伎 |
当公演は終了いたしました。
2013年4月2日(火)~28日(日)
劇場:歌舞伎座
- 歌舞伎座新開場の賑わい
- 天皇皇后両陛下が「柿葺落四月大歌舞伎」ご観劇
- 歌舞伎座「柿葺落四月大歌舞伎」初日開幕
- 歌舞伎座で「柿葺落興行古式顔寄せ手打式」
- 歌舞伎座開場式が行われました
- 「GINZA 花道」で歌舞伎俳優が堂々のお練り
- 27日「GINZA 花道」で歌舞伎俳優総勢約60名のお練り
- 歌舞伎座切符売場が15日オープン
- 歌舞伎座で櫓揚げ
- 歌舞伎座新開場「柿葺落四月大歌舞伎」「柿葺落五月大歌舞伎」「柿葺落六月大歌舞伎」配役変更
- 歌舞伎座の外観ライトアップが初点灯
- 歌舞伎座新開場「柿葺落四月大歌舞伎」配役変更のお知らせ
- 歌舞伎座新開場は2013年4月2日!
「同時解説イヤホンガイド」情報はこちら
- 歌舞伎座新開場の賑わい
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- 歌舞伎座「柿葺落四月大歌舞伎」初日開幕
- 歌舞伎座で「柿葺落興行古式顔寄せ手打式」
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- 27日「GINZA 花道」で歌舞伎俳優総勢約60名のお練り
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- 歌舞伎座で櫓揚げ
- 歌舞伎座新開場「柿葺落四月大歌舞伎」「柿葺落五月大歌舞伎」「柿葺落六月大歌舞伎」配役変更
- 歌舞伎座の外観ライトアップが初点灯
- 歌舞伎座新開場「柿葺落四月大歌舞伎」配役変更のお知らせ
- 歌舞伎座新開場は2013年4月2日!
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演目と配役
第一部
一、壽祝歌舞伎華彩(ことぶきいわうかぶきのいろどり)
鶴寿千歳
鶴 春の君 宮中の男 同 同 同 同 宮中の女 同 同 同 同 女御 | 藤十郎 染五郎 権十郎 亀鶴 松也 萬太郎 廣太郎 高麗蔵 梅枝 壱太郎 尾上右近 廣松 魁春 |
十八世中村勘三郎に捧ぐ
二、お祭り(おまつり)
鳶頭 同 同 同 同 同 芸者 同 同 若い者 同 同 同 同 手古舞 同 | 三津五郎 橋之助 彌十郎 獅童 勘九郎 亀蔵 福助 扇雀 七之助 巳之助 国生 宗生 虎之介 宜生 新悟 児太郎 |
一谷嫩軍記
三、熊谷陣屋(くまがいじんや)
熊谷直実 相模 藤の方 亀井六郎 片岡八郎 伊勢三郎 駿河次郎 梶原平次景高 堤軍次 白毫弥陀六 源義経 | 吉右衛門 玉三郎 菊之助 歌昇 種之助 米吉 桂三 由次郎 又五郎 歌六 仁左衛門 |
第二部
一、弁天娘女男白浪(べんてんむすめめおのしらなみ)
浜松屋見世先の場より
滑川土橋の場まで
弁天小僧菊之助 南郷力丸 赤星十三郎 忠信利平 岩渕三次 浜松屋宗之助 関戸吾助 狼の悪次郎 木下川八郎 伊皿子七郎 浜松屋幸兵衛 青砥左衛門藤綱 鳶頭清次 日本駄右衛門 | 菊五郎 左團次 時蔵 三津五郎 錦之助 菊之助 松江 市蔵 團蔵 友右衛門 彦三郎 梅玉 幸四郎 吉右衛門 |
二、忍夜恋曲者(しのびよるこいはくせもの)
将門
傾城如月実は滝夜叉姫 大宅太郎光圀 | 玉三郎 松緑 |
第三部
近江源氏先陣館
一、盛綱陣屋(もりつなじんや)
佐々木盛綱 篝火 早瀬 伊吹藤太 信楽太郎 竹下孫八 四天王 同 同 同 高綱一子小四郎 盛綱一子小三郎 古郡新左衛門 微妙 北條時政 和田兵衛秀盛 | 仁左衛門 時蔵 芝雀 翫雀 橋之助 進之介 男女蔵 亀三郎 亀寿 宗之助 金太郎 藤間大河 錦吾 東蔵 我當 吉右衛門 |
二、歌舞伎十八番の内 勧進帳(かんじんちょう)
武蔵坊弁慶 源義経 亀井六郎 片岡八郎 駿河次郎 太刀持音若 常陸坊海尊 富樫左衛門 | 幸四郎 梅玉 染五郎 松緑 勘九郎 玉太郎 左團次 菊五郎 |
みどころ
第一部
一、壽祝歌舞伎華彩(ことぶきいわうかぶきのいろどり)
◆新開場の杮葺落を寿ぐ舞踊
鶴は千年の齢を保つという伝説に因んだ作品。鶴をはじめ、女御、春の君たちがめでたい御代を寿いで舞い、萬歳楽を奏でて齢を君に奉ります。
歌舞伎座新開場を祝うにふさわしい舞踊をお楽しみいただきます。
二、お祭り(おまつり)
◆江戸の情緒を賑やかに華やかに
江戸の二大祭と称される山王祭と神田祭。この二つの祭礼を題材にした清元の舞踊です。屋台囃子が聞こえ、鳶頭、芸者が華やかな雰囲気の中で、江戸の情緒を賑やかに踊ります。
由縁の顔ぶれにより十八世中村勘三郎に捧げる一幕です。
三、熊谷陣屋(くまがいじんや)
◆源平の戦乱を生きる武士の無常
熊谷直実は自らの陣屋に戻ると、息子小次郎の初陣を気に掛ける妻相模と、我が子平敦盛を案じる藤の方に敦盛を討った様子を語って聞かせます。そこへ源義経が敦盛の首実検にやって来ます。熊谷が敦盛の首を差し出すと、そこにあったのは小次郎の首。源義経の意を汲んだ熊谷は、後白河法皇の落胤である敦盛を救おうと我が子小次郎を身替りにしたのでした。首実検を終えた義経は、石屋の弥陀六が平家の武将弥兵衛宗清であると見抜き、救った敦盛を託します。そして義経の前に進み出た熊谷が兜を脱ぐと…。
重厚さの中に世の無常を感じさせる、義太夫狂言の名作をお楽しみいただきます。
第二部
一、弁天娘女男白浪(べんてんむすめめおのしらなみ)
◆「知らざぁ言って聞かせやしょう」でおなじみの黙阿弥の名作
浜松屋に美しい武家の娘と供侍が婚礼の品を選びにやって来ますが、そこで娘は万引きをしたとの疑いをかけられ打ち据えられます。誤りだったと供侍の求めに応じて浜松屋幸兵衛は百両の金を渡します。立ち去ろうとする二人を玉島逸当という侍が呼び止め、娘が男であると見破ります。実はこの二人は盗賊の弁天小僧菊之助、南郷力丸という盗賊の二人組。そして逸当こそ盗賊の首領、日本駄右衛門で、全ては浜松屋の金を奪い取ろうとする企みでした。追手を逃れ、稲瀬川に勢揃いした白浪五人男は、名乗りをあげます。やがて弁天小僧は、極楽寺の屋根の上で立腹を斬って果てます。一方、山門に身を潜む駄右衛門を見つけた青砥左衛門藤綱でしたが…。
河竹黙阿弥の七五調の名台詞に彩られた人気演目を上演します。
二、忍夜恋曲者(しのびよるこいはくせもの)
◆妖しい耽美な世界が展開する見どころあふれる舞踊劇
朝廷に反旗を翻し、滅んでいった平将門。将門がかつて御殿としていた古御所に蝦蟇の妖術を使う妖怪が棲むと聞き、大宅太郎光圀がただ一人で征伐にやって来ます。ところが光圀の前に現れたのは、島原の傾城如月と名乗る妖艶な美女。怪しい女だと悟られ、如月は実は平将門の遺児滝夜叉姫と本性を顕し、大蝦蟇を従えて光圀に抵抗します。しかし光圀に追い詰められた滝夜叉姫は妖術で姿を消すのでした。
常磐津の名曲による舞踊劇をお楽しみください。
第三部
一、盛綱陣屋(もりつなじんや)
◆兄弟が敵味方に別れて戦う悲劇の物語
頼朝亡き後、源氏は鎌倉方と京方の間で争いが起こり、佐々木盛綱と高綱兄弟は敵味方に分かれて戦うこととなります。鎌倉方である盛綱のもとに、高綱の一子小四郎が生け捕りになり、さらには高綱自身が討死したとの知らせが届きます。ところが盛綱が首実検をすると、首は高綱のものではなく贋首。にもかかわらず小四郎は、父を追って切腹します。贋首と承知で死を選ぶ小四郎の様子を見た盛綱は、じっと考え込み…。
兄弟、親子と敵味方に別れて戦わざるを得ない複雑な人間関係が織り成す物語に、争いの悲情さ、哀しさが描かれた時代物の大作をご覧ください。
二、歌舞伎十八番の内 勧進帳(かんじんちょう)
◆歌舞伎十八番の中でも屈指の人気演目
都を落ち行く源義経一行。兄頼朝との不和により、義経は強力に、武蔵坊弁慶ら家臣は山伏に姿を変えて奥州を目指しますが、安宅の関で富樫左衛門の詮議を受けます。富樫は弁慶に勧進帳を読むように命じると、弁慶はあるはずのない勧進帳を取り出して、朗々と読み上げていきます。すると富樫は一行を義経主従だと見破りながらも、主君を守る弁慶の命懸けの振る舞いに心打たれ、関所の通行を許すのでした。
随所に見どころの尽きない名作をご鑑賞ください。
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