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松竹大歌舞伎

平成18年度

松竹大歌舞伎

当公演は終了いたしました。

2006年10月30日(月)~11月26日(日)

劇場:巡業

日程詳細

<<200610>>
































月日 曜日 開演時間 場所 会場 チケット

お問い合わせ先
30 14:00 東京都文京区 文京シビックホール 03-5803-1120
31 15:00 18:30 東京都小平市 ルネこだいら 042-345-5111

<<200611>>
























































































































































月日 曜日 開演時間 場所 会場 チケット

お問い合わせ先
8 17:30 秋田県大曲市 大仙市大曲市民会館 0187-63-8766
11 14:00 17:30 鹿児島県鹿児島市 宝山ホール(鹿児島県文化センター) 099-223-4221
12 14:00 17:30 長崎県佐世保市 アルカスSASEBO 0956-42-1111
13 13:30 佐賀県佐賀市 佐賀市文化会館 0952-32-3000
14 14:00 18:00 鳥取県米子市 米子CC特設舞台 朝日座 0857-21-8700
16 14:00 17:30 広島県広島市 広島郵便貯金ホール 082-261-2001
17 14:00 島根県益田市 島根県芸術文化センター「グラントワ」 0856-31-1860
18 13:00 和歌山県和歌山市 和歌山県民文化会館 073-436-1331
19 14:00 大阪府岸和田市 岸和田市立浪切ホール 0724-39-4173
21 14:00 18:00 岐阜県岐阜市 長良川国際会議場 058-262-8111
23

(祝)
11:00 15:00 秋田県小坂町 小坂町康楽館 0186-29-3908
24 13:30 17:00 岩手県盛岡市 岩手県民会館 019-624-1171
25 14:00 千葉県君津市 君津市民文化ホール 0439-55-3300
26 13:00 16:30 東京都三鷹市 三鷹市公会堂 0422-47-9100

演目と配役

松本幸四郎 監修

一、歌舞伎噺(かぶきばなし)

―楽しい歌舞伎への誘い―

ご案内
松本
二、吉原雀(よしわらすずめ)
鳥売りの男
鳥売りの女
中村 信二郎
市川 高麗蔵
三、歌舞伎十八番の内 勧進帳(かんじんちょう)
武蔵坊弁慶
源義経
亀井六郎
片岡八郎
駿河次郎
常陸坊海尊
富樫左衛門
松本 幸四郎
市川 高麗蔵
坂東 亀三郎
坂東 寿
澤村 宗之助
松本
中村 信二郎

みどころ

一、歌舞伎噺

 歌舞伎の世界に皆様をご案内する一幕です。歌舞伎の始まりからその歴史的変遷を、当時の人物を登場させながら、わかりやすく解説するとともに、歌舞伎という演劇を特徴付けているさまざまな要素、荒事と和事、歌舞伎十八番、歌舞伎舞踊、歌舞伎音楽などを実演を交えてご説明いたします。 日本人が生み出し発展させてきた歌舞伎が、これまで以上に身近で、楽しいものと感じていただけるようになるでしょう。

二、吉原雀(よしわらすずめ)

 明和5(1768)年、江戸市村座で上演された顔見世狂言「男山弓勢競(おとこやまゆんぜいくらべ)」の大切(最終部分)に初演された桜田治助作詞、富士田吉治作曲の長唄の舞踊。 舞台は江戸の廓(くるわ)吉原の仲之町。やってきた男と女は放生会をしに来た鳥売りの夫婦連れ。 吉原はいつ来ても賑やかで、華やか。鳥売りの夫婦もつい浮かれ、吉原の賑わいや、客と花魁のかけひきを語って聞かせます。廓遊びの華やかさを菊や紅葉に例え、男は粋に女は艶っぽく語ります。 人がうらやむほど睦(むつ)まじい夫婦は、ひとしきり話をし、放生会が終わると二人ながらに鳥籠を肩に担いで帰っていきます。

三、歌舞伎十八番の内 勧進帳(かんじんちょう)

 天保11(1840)年に七世市川團十郎が初演した作品で、作者は三世並木五瓶、作曲は四世杵屋六三郎、振付は四世西川扇蔵。歌舞伎十八番の内のひとつで、能(のう)『安宅(あたか)』を素材に能舞台を模した松羽目(まつばめ)で演じられます。

 兄頼朝に追われる義経は、奥州めざして逃亡の旅を続けています。途中加賀の国安宅の関所に着いた義経主従は、無事通過するためにひと芝居打ち、諸国勧進の山伏と偽って関所を通り抜けようとしますが、関守の富樫左衛門に止められます。機転を利かせた弁慶が白紙の巻物を勧進帳として取り出し朗々と読み上げ、富樫の問いにもよどむことなく答えます。しかし、うまく切り抜けたように見えたのもつかの間、義経が見とがめられてしまうので、弁慶は疑いを晴らすために心を鬼にして主君を金剛杖で打ちすえます。この様子を見て全てを悟った富樫は、主従の関所通過を許し、もてなした上に見送るのでした。

 義経主従の花道の出、勧進帳の読み上げ、弁慶と富樫の山伏問答、富樫の呼び止めから押し合い、義経の弁慶へのねぎらい、弁慶の延年(えんねん)の舞いから最後の飛び六法(ろっぽう)まで、全編が緊迫感あふれる見せ場の連続です。

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