公演情報詳細
明治座 四月花形歌舞伎 |
当公演は終了いたしました。
2016年4月2日(土)~26日(火)
劇場:明治座
料金(税込)
- 一等席(1階席、2階席正面)14,000円
- 二等席(2階席左右)6,500円
- 三等A席(3階席正面)5,000円
- 三等B席(3階席左右)3,000円
[学割]各席種2割引(明治座のみにて取扱い)
明治座座席表
演目と配役
昼の部
一、芦屋道満大内鑑(あしやどうまんおおうちかがみ)
葛の葉
女房葛の葉/葛の葉姫 安倍保名 柵 信田庄司 | 中村 七之助 中村 梅枝 中村 歌女之丞 片岡 亀蔵 |
大沼信之 作
二、末広がり(すえひろがり)
太郎冠者 万商人 宝斉娘福子 分限者宝斉 | 中村 勘九郎 中村 国生 中村 鶴松 片岡 亀蔵 |
近松門左衛門 作
片岡仁左衛門 監修
三、女殺油地獄(おんなごろしあぶらのじごく)
河内屋与兵衛 お吉 豊嶋屋七左衛門 太兵衛 芸者小菊 小栗八弥 おかち 白稲荷法印 綿屋小兵衛 河内屋徳兵衛 おさわ 山本森右衛門 | 尾上 菊之助 中村 七之助 中村 勘九郎 坂東 亀寿 中村 梅枝 中村 萬太郎 坂東 新悟 市村 橘太郎 片岡 松之助 嵐 橘三郎 上村 吉弥 河原崎権十郎 |
夜の部
井上ひさし 作「手鎖心中」より
小幡欣治 脚本・演出
大場正昭 演出
一、浮かれ心中(うかれしんじゅう)
中村勘九郎ちゅう乗り相勤め申し候
若旦那栄次郎 おすず 太助 帚木 清六 栄次郎妹お琴 伊勢屋番頭吾平 遣手お辰 役人佐野準之助 伊勢屋太右衛門 | 中村 勘九郎 尾上 菊之助 坂東 亀三郎 中村 梅枝 中村 萬太郎 坂東 新悟 市村 橘太郎 中村 歌女之丞 片岡 亀蔵 坂東 彦三郎 |
二、二人椀久(ににんわんきゅう)
椀屋久兵衛 松山太夫 | 尾上 菊之助 中村 七之助 |
みどころ
昼の部
安倍保名に一命を助けられた白狐が、保名の許嫁の葛の葉に化け、子をもうけます。しかし本物の葛の葉姫が現れ…。人を愛してしまった狐の悲しみや子別れの愁嘆など、親子の情愛あふれる名作『葛の葉』。
続いては、末広がり(末広の扇子)を買い求めるよう命じられた太郎冠者が、商人の口車に騙されて傘を売りつけられたことから起こる大騒動。賑やかで軽妙洒脱な舞踊『末広がり』。
放蕩三昧で親にも勘当された河内屋与兵衛は、金の工面に困り、同業の油屋の女房お吉を訪れますが…。実際に起きた事件を題材にした近松門左衛門の名作『女殺油地獄』。刹那的に生きる青年が引き起こす悲劇をご覧いただきます。
夜の部
戯作者になろうと話題づくりにはやる大店伊勢屋の若旦那・栄次郎。親の許しを得ずに長屋の娘おすずと婚礼を挙げたり、吉原の花魁帚木を身請けしたり、手鎖の刑を受けようと役人に頼み込んだりする始末。挙句、栄次郎は帚木と心中するという大茶番に打って出ますが…。井上ひさしの直木賞受賞作「手鎖心中」を舞台化した『浮かれ心中』は、“ちゅう乗り”もみどころの笑いにあふれる作品です。
続いて大坂の豪商久兵衛と遊女松山が織りなす舞踊『二人椀久』。人生の儚さを描き幻想美にあふれた世界をお楽しみください。
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