2024年7月歌舞伎座「七月大歌舞伎」夜の部において、『千成瓢薫風聚光 裏表太閤記（せんなりびょうたんはためくいさおし うらおもてたいこうき）』の上演が発表されました。

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　『裏表太閤記』は、二世市川猿翁（当時 三代目市川猿之助）が手がけ、ともに多くの作品を創り出した奈河彰輔の脚本、二世藤間勘祖（六世藤間勘十郎）の演出・振付で、昭和56（1981）年に明治座で初演。昼夜かけて上演された壮大な物語に宙乗りや早替り、立廻りなど派手な演出が盛り込まれました。

　天下人・豊臣秀吉の出世物語「太閤記」から、秀吉の活躍が光る“表”の物語と、その輝かしい光の陰にある秀吉のライバル・明智光秀らの悲劇的な“裏”の物語を巧みに織り交ぜて構成。43年ぶりの上演となる今回は、三代目猿之助の情熱的な精神を受け継ぎながら、新たな構想により歌舞伎の魅力が凝縮された熱い舞台が繰り広げられます。出演は、松本幸四郎をはじめ市川中車、尾上松也、坂東巳之助、尾上右近、市川染五郎、そして松本白鸚が出演し高麗屋三代がそろいます。初演の脚本を基に、六世勘十郎を祖父にもつ現・勘十郎が演出・振付を担う異色の「太閤記」、風薫る初夏の「七月大歌舞伎」にぴったりの舞台にご期待ください。

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歌舞伎座「七月大歌舞伎」夜の部

『千成瓢薫風聚光 裏表太閤記』

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松本幸四郎、市川中車、尾上松也、坂東巳之助、尾上右近、市川染五郎／松本白鸚