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御園座、大阪松竹座、スーパー歌舞伎『ヤマトタケル』ビジュアル公開

御園座、大阪松竹座、スーパー歌舞伎『ヤマトタケル』ビジュアル公開

 スーパー歌舞伎『ヤマトタケル』左より、市川團子、中村壱太郎

 2024年5月6日(月・休)から御園座で、6月8日(土)から大阪松竹座で上演されるスーパー歌舞伎『ヤマトタケル』の特別ビジュアルが公開されました。

 「古事記」を題材に、梅原猛が大胆な構想のもと、英雄ヤマトタケルの波瀾に満ちた半生の伝説を独創的なドラマとして築き上げた本作。昭和61(1986)年2月4日に東京・新橋演舞場で初演されて大きな反響を呼び、“スーパー歌舞伎”を演劇界の新たなジャンルに打ち立てました。この『ヤマトタケル』が、現在上演中の新橋演舞場公演を経て、来る5月に御園座、そして6月に大阪松竹座で、実に16年ぶりに上演されます。

 

 平成24(2012)年にこの『ヤマトタケル』のワカタケル役で初舞台を踏んだ市川團子が、東京公演に引き続き、主役のヤマトタケルを勤めます。團子は、御園座と大阪松竹座どちらも今回が初出演、そして初めての2カ月連続単独主演となります。さらにこのたび初のスーパー歌舞伎出演となるのが、上方歌舞伎界のホープである中村壱太郎です。昨年12月に南座『助六由縁江戸桜』の三浦屋揚巻、今年1月の歌舞伎座では『京鹿子娘道成寺』の白拍子花子と大役続きで話題の壱太郎が、兄橘姫と弟橘姫の2役を演じます。新たなキャストにより、さらなる進化を見せるスーパー歌舞伎『ヤマトタケル』にどうぞご期待ください。

 スーパー歌舞伎『ヤマトタケル』の御園座公演は5月6日(月・休)から19日(日)まで、大阪松竹座公演は6月8日(土)から23日(日)まで。チケットの詳細は、それぞれの公演情報をご確認ください。

2024/02/21