ニュース

十三代目市川團十郎白猿襲名披露「九月博多座大歌舞伎」で津軽三味線と歌舞伎がコラボレーション

上妻宏光

 

 2023年9月1日(金)から始まる十三代目市川團十郎白猿襲名披露 八代目市川新之助初舞台「九月博多座大歌舞伎」昼の部、歌舞伎十八番の内『景清』に、津軽三味線奏者の上妻宏光が参加することが決定しました。

 今回上演される歌舞伎十八番の内『景清』は、平成26(2014)年、團十郎が海老蔵時代に、景清を主人公として再構成した『通し狂言 壽三升景清』のなかのひと幕です。上演に際し、この作品のために新世代津軽三味線奏者の第一人者として活躍する上妻宏光が曲を書き下ろし、歌舞伎の舞台で演奏しました。この歌舞伎本興行として初めての津軽三味線と歌舞伎のコラボレーションは、当時大きな話題を集めました。

 

 そのほかでも、上妻は團十郎(当時海老蔵)の自主公演「ABKAI」や「六本木歌舞伎」、『石川五右衛門』、ドラマ「石川五右衛門」などの作品で作曲、演奏を担当し、團十郎と多くの舞台で競演してきました。

 

十三代目市川團十郎白猿襲名披露「九月博多座大歌舞伎」で津軽三味線と歌舞伎がコラボレーション

 このたび、襲名披露狂言として上演される『景清』で、十三代目市川團十郎と上妻宏光の、襲名後初となる熱い競演が実現します。「九月博多座大歌舞伎」『景清』に、どうぞご期待ください。

 博多座「九月博多座大歌舞伎」は、9月1日(金)から17日(日)までの公演。チケットは7月22日(土)から博多座オンラインチケット、電話予約センター、劇場窓口ほかで発売予定です。

2023/06/09