2023年2月3日（金）、博多座「二月花形歌舞伎」の出演者が、櫛田神社で節分の「豆まき神事」に参加しました。

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　博多の総鎮守である櫛田神社で、3年ぶりの通常開催となる節分厄除大祭「豆まき神事」。博多座の出演者が参加するのは4年ぶりです。5日（日）の初日を控え、稽古の合間を縫ってこの「豆まき神事」に参加したのは市川猿之助、市川猿弥、市川笑也、坂東新悟、中村福之助、市川團子、市川青虎、中村梅花、市川笑三郎、市川男女蔵、市川門之助、石橋正次、浅野和之の総勢13名。一同が登場すると、つめかけた大勢の参拝客が拍手で迎えました。

　年男でもある猿之助は、「これからも大好きな博多に歌舞伎公演で訪れたい。ぜひ『新・三国志』を観に来ていただきたいと思います」、また21日（火）に行われる「夢見る力-特別舞踊公演-」についても、「歌舞伎界を背負って立つ若手たちが中心となる公演、ぜひ支えていただきたい」と呼びかけます。さらに「皆様に素敵なことが訪れることを祈念して豆まきをさせていただきます」と挨拶すると、「澤瀉屋！」とかけ声がかかり、拍手が沸き起こりました。

　「鬼は外、福は内」という声に合わせ、出演者たちが力いっぱい豆をまくと、境内は大きな歓声と興奮に包まれ、久しぶりの「豆まき神事」は、多くの笑顔にあふれ大賑わいとなりました。今回上演される『新・三国志』は、宙乗りや本水を使っての立廻りなど眼目に富み、また、新悟、福之助、團子、青虎の出演、猿之助監修による「夢見る力-特別舞踊公演-」も今から期待を集めています。みどころ満載の「二月花形歌舞伎」の開幕まで、もう間もなくです。

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　博多座「二月花形歌舞伎」『新・三国志 関羽篇』は、2月5日（日）から19日（日）まで、「夢見る力-特別舞踊公演-」は、2月21日（火）の公演。チケットは、博多座オンラインチケット、電話予約センター、劇場窓口ほかで販売中です。

※「澤瀉屋」の「瀉」のつくりは、正しくは“わかんむり”です