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【アーカイブ配信決定】信州・まつもと大歌舞伎『夏祭浪花鑑』生配信のお知らせ

　6月20日（日）、長野県まつもと市民芸術館で上演される「信州・まつもと大歌舞伎2021『夏祭浪花鑑』」をオンライン生配信します。

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　5月にBunkamuraシアターコクーンで上演された「渋谷・コクーン歌舞伎第十七弾『夏祭浪花鑑』」は、清新なキャストによる熱演と、お客様のエネルギーが一体となり、大盛況のうちに幕を閉じました。このたび、来る6月17日（木）～22日（火）に、長野県に場所を移して上演される『夏祭浪花鑑』が、一公演限定でオンライン同時生配信されることが決定しました。

舞台の熱気を全国の皆様へ

　生配信決定を受けて行われた取材会で、公演の生配信を「必ずやりたかったこと」と話した勘九郎。「渋谷・コクーン歌舞伎第十七弾『夏祭浪花鑑』」が、緊急事態宣言の影響で一部公演中止となったことについて触れ、「中止となった公演のチケットをお求めくださっていた方々にお届けしたいという気持ちがずっとありましたし、観に行きたいけれど行けないというお声も多かったので、全国の方々にお届けするためには、やはりこの配信が一番」と考え、実現したと明かしました。

　勘九郎は、昨年のコロナ禍において、2度にわたり中村屋の生配信特別公演に挑戦。最初は配信には後ろ向きだったと言いますが、「コメント欄で、待ってました、やってくれてありがとう、というお客様のお声をたくさんいただいたので、配信はコロナが晴れても続けていきたいと思うことの一つです。これからもいろいろと夢が広がると思います。舞台からの気、役者から出ている独特の気というものをお届けできたらと思います」。

思いを込めて取り組む『夏祭浪花鑑』

　今回上演される『夏祭浪花鑑』は、「コクーン歌舞伎では平成8（1996）年に最初に上演され、串田さんが最初に演出した記念すべき作品。平成中村座でも国内外で上演してきた作品ですので、全国の皆様にお届けできるのはとてもうれしいです」。平成23（2011）年に代役で勤めて以来、初めて本役での挑戦となった団七については、「とても好きな役で必ずやりたい役の一つでした。今回のこのカンパニーでの団七というものは、掴めたのでは…」と、思いをにじませます。

　配信に向けた構想のなかで、劇場の違いにも触れ、「コクーン歌舞伎を観てくださった方でも、松本では演出や雰囲気が変わっていることを味わっていただけるのではないかと思います」と、意気込んだ勘九郎。「七之助が言っておりますが、配信の魅力は、（チケットを）1枚買えばご家族全員で観られること。ぜひご一緒に観てくださったらうれしいです」と、アピールしました。

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　公演の前には、生配信限定の特別映像も配信予定。配信でしか観ることができない貴重な映像もお見逃しなく。劇場まで足をお運びいただけない方も、もう一度あの熱い舞台を体感したい方も、詳細は下記をお確かめのうえ、ぜひご自宅でごゆるりとお楽しみください。

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信州・まつもと大歌舞伎 2021

『夏祭浪花鑑』生配信／アーカイブ配信

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「信州・まつもと大歌舞伎2021 『夏祭浪花鑑』」詳細はこちら

演目と配役、みどころは渋谷・コクーン歌舞伎第十七弾『夏祭浪花鑑』に同じです。

【生配信】

■日時

2021年6月20日（日）15：00公演（14：40頃より生配信限定の特別映像が配信されます）

■チケット