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鴈治郎、虎之介が「宝恵駕行列」に登場
1月10日(金)、大阪松竹座「壽初春大歌舞伎」出演中の中村鴈治郎と中村虎之介が、「宝恵駕行列(ほえかごぎょうれつ)」に参加しました。
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毎年1月10日に行われる、商業の神様「えべっさん」を祀る今宮戎神社の祭礼「十日戎」。祭礼で行われる行事のひとつである「宝恵駕行列」は、歌舞伎俳優や文楽人形、芸妓衆や福娘、商店街の関係者らが駕籠に乗り込み、大きな行列をなして、道頓堀から今宮戎神社まで盛大に練り歩く催しです。
昨年に続いて2年連続の登場となった鴈治郎、そしてこれが初めての参加となる虎之介は、とんぼりリバーウォークでの出発式を終えたのち、紅白の布や繭玉、提灯が飾られた駕籠に乗って、大阪ミナミの街を賑やかに進んでいきました。大勢の人々がひしめく大阪松竹座の前、さらに戎橋南詰に設けられた特設舞台(戎舞台)で、それぞれ挨拶を行いました。
にっこりと笑うえびす様の顔があしらわれた舞台の上で、「皆様に少しでも福を分け与えられますように、よいことがありますようにとの思いで(駕籠に)乗らせていただきました」と切り出した鴈治郎は、「27日まで、熱い熱い舞台をしております」と公演をアピールし、「この1年が皆様にとってよい年でありますように」とご挨拶。虎之介は「多くの方が声援を送ってくださって楽しかったです」と初めての宝恵駕行列を振り返り、松竹座へも「ぜひ足をお運びいただければ」と、笑顔で呼びかけました。
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大阪松竹座「壽初春大歌舞伎」は27日(月)までの公演。チケットは、チケットWeb松竹、チケットホン松竹で販売中です。
2020/01/10