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新開場の南座で初の「吉例顔見世興行」まねき上げ
10月25日(木)、南座で11月「當る亥歳 吉例顔見世興行」のまねき上げが行われました。
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「吉例顔見世興行」恒例のまねき上げ。最後の一枚、坂田藤十郎のまねきが上がり、計53枚の看板がずらりと並ぶと、2年ぶりとなる南座の「まねき看板」を見ようと集まった、多くの歌舞伎ファンから拍手が起こりました。今年の顔見世興行は、新開場を祝う11月と12月の2カ月にわたる大興行。
また11月は、新開場の幕開けにふさわしく高麗屋三代襲名を兼ねた公演。式典に参加した幸四郎は南座が休館している間、真っ暗な南座の前を通っては寂しく思っていたと明かし、「歌舞伎発祥の地におきまして、襲名披露興行が執り行われるということ、また新開場の舞台に立つことができるということを、本当に幸せに思っています」と、顔見世興行にかける熱い思いを語りました。同じくこの日を待ちわびていた皆さんからも、「高麗屋!」と声がかかり、大きな拍手でまねき上げを祝福しました。
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11月1日(木)に初日を迎える「當る亥歳 吉例顔見世興行」は、東西の俳優たちが顔をそろえる、歴史ある歌舞伎の祭典です。豪華な出演者、演目とともに盛大に祝う新開場の南座へ、ぜひお越しください。
「南座発祥四百年 南座新開場記念 京の年中行事 當る亥歳 吉例顔見世興行 東西合同大歌舞伎」は11月1日(木)から25日(日)までの公演。チケットは、チケットWeb松竹、チケットWeb松竹スマートフォンサイト、チケットホン松竹で、発売中です。
2018/10/25