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新作シネマ歌舞伎『野田版 桜の森の満開の下』来年4月公開決定
2019年4月5日(金)、シネマ歌舞伎最新作『野田版 桜の森の満開の下』が公開されます。
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野田秀樹の『贋作・桜の森の満開の下』を劇団 夢の遊眠社が初演したのは平成元(1989)年。その作品が平成の終わりとなる来年4月、歌舞伎の『野田版 桜の森の満開の下』からシネマ歌舞伎の『野田版 桜の森の満開の下』となって、次の時代へと受け継がれていきます。野田の作・演出のシネマ歌舞伎としては、これが3作目となります。
『野田版 桜の森の満開の下』が上演されたのは、昨年8月の歌舞伎座でした。野田の歌舞伎演出としては4作目ですが、1作目の『野田版 研辰の討たれ』をつくったときから、十八世勘三郎と二人でいつかは歌舞伎にと約束していたという、作者の思いの詰まった作品です。舞台全体の美しさも、出演者にぐっと寄る迫力も味わえるシネマ歌舞伎だからこそ、言葉遊びや寓意の込められたシーンの数々も見逃すことなく楽しめ、新たな作品の魅力を発見することにもなりそうです。
勘九郎、幸四郎(当時 染五郎)、七之助、猿弥、扇雀、彌十郎らが演じた、個性豊かなキャラクターが織りなす世界は、まさに野田ワールド全開。歌舞伎の舞台では見慣れているはずの桜も、新鮮な感動を呼び起こします。シネマ歌舞伎『野田版 桜の森の満開の下』の特別鑑賞券は11月3日(土・祝)発売予定です。
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シネマ歌舞伎第33弾
『野田版 桜の森の満開の下』
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■公開
2019年4月5日(金)
東劇ほか全国公開
■上映時間
2時間(予定)
■料金(税込)
一般:2,100円 学生・小人:1,500円
※特別鑑賞券(1,800円)は11月3日(土・祝)発売予定
2018/09/01