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橋之助「ギャラリーレクチャー 歌舞伎夜話」出演のお知らせ
9月15日(土)、歌舞伎座ギャラリーで開催の「ギャラリーレクチャー 歌舞伎夜話(かぶきやわ)」に、中村橋之助が出演します。
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橋之助は平成28(2016)年10月の襲名披露興行で、父、芝翫がそれまで名のっていた橋之助の名跡を四代目として襲名。以降、全国各地の襲名披露興行で多くの役を精力的に勤めてきました。大役への挑戦に次ぐ挑戦を重ねて、大きく成長を遂げた橋之助が歌舞伎夜話に登場します。
襲名披露興行では、一昨年11月歌舞伎座『祝勢揃壽連獅子(せいぞろいことぶきれんじし)』のように親子四人で、また昨年12月のロームシアター京都『俄獅子』のように兄弟三人そろって舞台を踏むことも多く、絆の深さを感じさせました。同年6月の博多座『車引』梅王丸、12月ロームシアター京都『寿曽我対面』曽我五郎、今年4月の旧金毘羅大芝居(金丸座) 『義経千本桜』「鳥居前」佐藤忠信実は源九郎狐、「松竹大歌舞伎」中央コースの『棒しばり』次郎冠者と、憧れていた役をいくつも勤め、将来への限りない可能性を印象付けています。
襲名披露以外の舞台でも活躍を見せました。昨年10月に国立劇場の「第二十回伝統歌舞伎保存会研修発表会」『熊谷陣屋』で念願だった熊谷次郎直実を仁左衛門の指導のもと熱演し、今年2月の博多座『磯異人館』では主役の岡野精之介を勤めています。8月の歌舞伎座『盟三五大切』の六七八右衛門では、忠義心の厚い若党を好演しました。
昨年12月にロームシアター京都で行われた歌舞伎ワークショップ「こんにちは歌舞伎」のように、若い世代へ歌舞伎を広めたいという思いを込めたイベントにも積極的にとり組んでいます。周囲への感謝の気持ちを忘れず、弟たちとともに強い志をもって進む若武者のような姿に、熱い期待を抱かずにいられません。
襲名披露が始まる直前、親子四人がそろって出演した歌舞伎夜話では、成駒屋の戦力になりたいという心意気を語っていた橋之助。襲名披露を終えた今の心境や、将来への希望も、ぜひ聞きたいものです。チケットはどうぞお早めにお申込みください。
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ギャラリーレクチャー 歌舞伎夜話
―中村橋之助―
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■日時
2018年9月15日(土)18:30開演(18:15開場)
※約1時間30分を予定
■場所
(GINZA KABUKIZA 歌舞伎座タワー5階)
■入場料
全席指定:3,000円(税込)
2018年9月3日(月)10:00発売
チケットWeb松竹、チケットWeb松竹スマートフォンサイト
※チケットホン松竹での販売はありません。チケットWeb松竹のみの販売。
■お問い合わせ
歌舞伎座ギャラリー 03-3545-6886(10:00~17:30)
歌舞伎座ギャラリー特別展「平成歌舞伎三十年博」9月2日(日)よりリニューアル公開
※8月28日(火)~9月1日(土)は展示替えのため休館