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歌舞伎座ギャラリー、第二回「ぎんざ木挽亭」のお知らせ
9月28日(金)、歌舞伎座ギャラリーで、第二回「ぎんざ木挽亭」 by TOKYO KOBIKI LABが開催されます。
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8月の第一回開催はチケットが即日完売、次の開催が待たれていた「ぎんざ木挽亭」。歌舞伎座ギャラリーの『獨道中五十三驛』の大道具が飾られた舞台での高座は、歌舞伎ファンはもちろんのこと、講談、落語のファンにも新鮮で、終演後のアンケートでもおおいに楽しめたとのお声を多数いただきました。
待望の第二回、まず第一部「演芸で聞く芝居のハナシ」は、先代片岡市蔵の娘婿で、当代の市蔵、亀蔵とは義兄弟になる春風亭一朝の独演会です。江戸前落語の継承者として、江戸の空気まで感じさせる正統派。今回は、講談から人情噺になった「柳田格之進」ほか全二席を披露します。囃子方として歌舞伎の舞台にも出演していたという一朝、歌舞伎ファンの心をくすぐるひとくさりもありそうです。
第二部「神田松之丞の会」のゲストは、主任の松之丞の姉弟子、神田阿久鯉。黙阿弥の『勧善懲悪覗機関(かんぜんちょうあくのぞきのからくり)』、通称『村井長庵』はもともとが大岡裁きの講釈で、全11話の1話目「お小夜身売り」から、2話目「重兵衛殺し」、3話目「雨夜の裏田圃」と、松之丞と阿久鯉が交互に読んでいきます。歌舞伎ではなかなか上演されない演目ですが、今回は長庵の悪人ぶりが存分に伝わってくる講談でご堪能ください。
アットホームな歌舞伎座ギャラリーでの落語と講談、寄席ともまた違った雰囲気で楽しいひとときをお過ごしいただけます。チケット発売は8月28日(火)、ぜひお早めにお求めください。
*TOKYO KOBIKI LABとは
「TOKYO KOBIKI LAB(トウキョウ コビキ ラボ)」は歌舞伎に限らず「日本文化全般を幅広く発信する」新プロジェクトです。その第一弾として歌舞伎座ギャラリーで「ぎんざ木挽亭」を開催。 幅広い世代の方にお楽しみいただけるよう、古典芸能から現代のポップカルチャーまで、古今を問わず多様な企画を打ち出していきます。
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第二回「ぎんざ木挽亭」
by TOKYO KOBIKI LAB
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ぎんざ木挽亭 第一部 「寄席演芸で聞く芝居のハナシ」
第2回 春風亭一朝 独演会
「柳田格之進」ほか全二席
出演:春風亭一朝
ぎんざ木挽亭 第二部 「神田松之丞の会」
Vol.2 村井長庵より
松之丞「お小夜身売り」
阿久鯉「重兵衛殺し」
松之丞「雨夜の裏田圃」
出演:神田松之丞(主任) 神田阿久鯉(ゲスト)
■日時
2018年9月28日(金)
第一部 19:00開演(18:45開場) ※公演時間は約90分を予定
第二部 21:15開演(21:00開場) ※公演時間は約120分を予定
■場所
歌舞伎座ギャラリー
東京都中央区銀座4-12-15 歌舞伎座タワー5階
■料金
第一部 前売り:3,300円/当日3,500円
第二部 前売り:3,300円/当日3,500円
※全席指定、料金はすべて税込
※前売り券完売の場合、当日券の販売はありませんので、ご注意ください。
※当日券販売がある場合、17:00~歌舞伎座ギャラリーで販売を予定しています。
2018年8月28日(火)10:00発売
※チケットホン松竹でのお取扱いはありません。
■お問い合わせ
松竹株式会社 TOKYO KOBIKI LAB事務局 03-5550-1962(平日9:30~18:00)