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寿猿、弘太郎「ギャラリーレクチャー 歌舞伎夜話」出演のお知らせ
6月17日(日)、歌舞伎座ギャラリーで開催される「ギャラリーレクチャー 歌舞伎夜話(かぶきやわ)」に、市川寿猿、市川弘太郎が出演します。
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昨年4月にもそろって「歌舞伎夜話」に出演した二人。前回の大好評を受け、大阪と名古屋のスーパー歌舞伎II(セカンド)『ワンピース』公演を終えたばかりの彼らが、再びタッグを組んでの登場です。
80年を越える芸歴を持つ寿猿は、長きにわたり澤瀉屋を支えてきた最長老です。5月の御園座『ワンピース』公演中に米寿の誕生日を迎え、一座とお客様に囲まれながら祝福される姿は、寿猿が一門にとって大切な存在であることを感じさせました。再演を重ねてきた『ワンピース』ですが、希望を失った悪党らが、寿猿演じる海賊アバロ・ピサロの奮起する姿に鼓舞されて立ち上がるシーンは、いつも観る者の胸を熱くします。『ワンピース』以外にも、昨年8月歌舞伎座『東海道中膝栗毛』で役者瀬之川如燕を演じるなど、年齢を感じさせない活躍が続いています。
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澤瀉屋の有望な若手俳優である弘太郎は、その明朗活発な雰囲気を持ち味とする実力派。『ワンピース』でははっちゃんをはじめ3役を力演し、存在感を示しています。昨年8月歌舞伎座『東海道中膝栗毛』(歌舞伎座捕物帖)では、一連の事件のキーパーソンとなる芳沢小歌として歌舞伎座を沸かせ、その前の7月歌舞伎座『矢の根』では馬士畑右衛門を剽軽に演じました。その一方で、12月の歌舞伎座『土蜘』卜部勘解由季武や、今年1月新橋演舞場『天竺徳兵衛韓噺』山名時五郎氏連にも挑み、役の幅を拡げています。
今回の歌舞伎夜話では、世代を超えて共に澤瀉屋を盛り立てる、絆深い二人ならではの一門への思いに迫ります。さまざまな舞台を経験してきた二人ならではの、ここだけの話も飛び出すかもしれません。お聞き逃しがないよう、お早めにお申込みください。
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ギャラリーレクチャー 歌舞伎夜話
―市川寿猿、市川弘太郎―
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■日時
2018年6月17日(日)18:30開演(18:15開場)
※1時間30分を予定
■場所
歌舞伎座ギャラリー
(GINZA KABUKIZA 歌舞伎座タワー5階)
■入場料
全席指定:3,000円(税込)
2018年6月7日(木)10:00発売
チケットWeb松竹、チケットWeb松竹スマートフォンサイト
※チケットホン松竹での販売はありません。チケットWeb松竹のみの販売。
■お問い合わせ
歌舞伎座ギャラリー 03-3545-6886(10:00~17:30)