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歌六、米吉「ギャラリーレクチャー 蝶弐夜繋親子話」出演のお知らせ
8月25日(金)、26日(土)、歌舞伎座ギャラリーでギャラリーレクチャー 歌舞伎夜話(かぶきやわ)特別企画「蝶弐夜繋親子話(ひらりにやかけるおやこばなし)」が開催され、中村歌六、中村米吉が登場します。
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第一夜の25日は、「歌舞伎夜話」に初めて出演する歌六です。昭和30(1955)年9月の歌舞伎座で、四代目中村米吉を名のり、初世松本白鸚、十七世中村勘三郎、六世中村歌右衛門ら昭和歌舞伎を代表する俳優に見守られて、初舞台を踏んだ歌六。さまざまな名優との共演を重ねながら、現代劇などでも活躍、歌舞伎では猿翁のもと、昭和61(1986)年、新橋演舞場初演の『ヤマトタケル』ではスーパー歌舞伎の立ち上げに加わり、欠かせない存在として活躍しました。屋号を播磨屋に復してからは一門の芝居で重要な役柄を演じ、役を深く掘り下げて舞台を引き締める芸風は高い評価を受けています。成果は日本芸術院賞、読売演劇大賞優秀男優賞となって表れています。
『沼津』の雲助平作や、『熊谷陣屋』の弥陀六を当り役とするなど、世話から時代まで幅広く役を演じて安定感を見せる歌六。近年はさらに芸域を広げており、今回の「歌舞伎夜話」でもどんな話題が飛び出すか、非常に楽しみな一夜になります。
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第二夜の26日は、歌六の子息、米吉の登場です。前回、11月の「歌舞伎夜話」では、司会者にプレゼントを持ってくるなど、お茶目な一面もかいま見せ、会場を大きく沸かせてくれました。
それから約半年、1月の新橋演舞場では『義賢最期』待宵姫ほか、タイプの異なる3つの役で観客を魅了しました。5月の明治座『南総里見八犬伝』においては犬塚信乃を勤め、大屋根で16人の花四天を相手に迫力ある大立廻りも披露。6月の歌舞伎座では『弁慶上使』の卿の君/腰元しのぶ、『御所五郎蔵』傾城逢州という大役に挑みました。また、3月の「第三十八回 俳優祭」では『石橋』の獅子の精で毛振りも見せています。今回、「歌舞伎夜話」へは3度目の出演ですが、まだまだ話は尽きそうにありません。
歌六の「夜話」では、勤めた数多の舞台、共演した数多の俳優との貴重なエピソードが語られるとともに、米吉の「夜話」へとメッセージをつないでいきます。親子が二つの夜を繋いでいく『蝶弐夜繋親子話』。親子ながら、別々の日に話を聴くことで、思わぬ本音が飛び出すこともあるでしょう。今回の「歌舞伎夜話」は特別企画です。どうぞ、お聞き逃がしがないよう、お早めにお申込みください。
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ギャラリーレクチャー 歌舞伎夜話 特別企画
「蝶弐夜繋親子話(ひらりにやかけるおやこばなし)」
―中村歌六―
―中村米吉―
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■日時
【中村歌六出演】
2017年8月25日(金)18:30開演(18:15開場)
【中村米吉出演】
2017年8月26日(土)19:00開演(18:45開場)
※各回約1時間30分を予定
■場所
歌舞伎座ギャラリー
(GINZA KABUKIZA 歌舞伎座タワー5階)
■入場料
【中村歌六出演】 全席指定:3,000円(税込)
【中村米吉出演】 全席指定:3,000円(税込)
【中村歌六出演】
2017年8月11日(金・祝)10:00発売
【中村米吉出演】
2017年8月15日(火)10:00発売
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■お問い合わせ
歌舞伎座ギャラリー 03-3545-6886(10:00~17:30)