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京蔵、梅乃「ギャラリーレクチャー 歌舞伎夜話」出演のお知らせ
7月17日(月・祝)、歌舞伎座ギャラリーで開催される「ギャラリーレクチャー 歌舞伎夜話(かぶきやわ)」に、中村京蔵と中村梅乃が出演します。
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京蔵は、昭和57(1982)年に国立劇場第6期歌舞伎俳優研修修了後、四世雀右衛門に入門。主に女方として研鑽を積み、芸熱心で着実に実力を磨いて平成19(2007)年には、第十三回日本俳優協会賞を受賞しました。
『与話情浮名横櫛』の下女およしや『鎌倉三代記』の讃岐の局を勤めるなど、舞台の脇をしっかりと固める、歌舞伎界にとって欠かせない存在です。女方だけでなく、二枚目の若衆役も似合い、平成28(2016)年「第十八回音の会」では『摂州合邦辻』の俊徳丸を勤めました。また、『NINAGAWAマクベス』(平成27年シアターコクーン、29年彩の国さいたま芸術劇場ほか)では三人の魔女役の一人で出演。そして、海外では30を優に超える都市で歌舞伎公演に参加しており、歌舞伎の世界への普及にも大きく貢献しています。
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今回ともに「歌舞伎夜話」に出演する梅乃は、梅玉一門の女方。平成10(1998)年国立劇場第14期歌舞伎俳優研修を修了し、平成27(2015)年10月歌舞伎座『義経千本桜』「渡海屋・大物浦」の腰元白梅などで名題昇進披露、梅乃を名のりました。
落ち着いた風情と実力があり、『助六由縁江戸桜』の白玉付振袖新造玉枝や『仮名手本忠臣蔵』の下女りんなど、女方のなかでも幅広い役を勤めています。また、平成28(2016)年、ラスベガスで上演された『獅子王』では野槌丸という立役の道化方を演じ、英語のラップに乗せた所作事で現地の観光客を沸かせました。着実に芸の幅を広げている、今後の活躍が楽しみな女方の一人で、8月の「第三回 双蝶会」では『傾城反魂香』将監北の方を、「第十九回 音の会」では『道行初音旅』静御前を勤めます。
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明るく、楽しい人柄の二人が繰り広げる「歌舞伎夜話」。どうぞお見逃しがないよう、お早めにお申込みください。
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ギャラリーレクチャー 歌舞伎夜話
―中村京蔵 中村梅乃―
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■日時
2017年7月17日(月・祝)18:30開演(18:15開場)
※約1時間30分を予定
■場所
歌舞伎座ギャラリー
(GINZA KABUKIZA 歌舞伎座タワー5階)
■入場料
全席指定:3,000円(税込)
2017年7月4日(火)10:00発売
チケットWeb松竹、チケットWeb松竹スマートフォンサイト
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■お問い合わせ
歌舞伎座ギャラリー 03-3545-6886(10:00~17:30)