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宗之助、廣太郎「ギャラリーレクチャー 歌舞伎夜話」出演のお知らせ
6月21日(水)、歌舞伎座ギャラリーで開催される「ギャラリーレクチャー 歌舞伎夜話(かぶきやわ)」に、澤村宗之助と大谷廣太郎が出演します。
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今回登場するのは、ともに「歌舞伎夜話」初出演の二人です。
宗之助は、児童劇団に所属していたことをきっかけに昭和53(1978)年新橋演舞場『ひらかな盛衰記』の駒若丸で歌舞伎の初舞台を踏みます。子役として活躍した後、九世宗十郎の部屋子となり研鑚を積みました。『文七元結』お久など愛らしい娘役や、姫役を得意とする女方ですが、『傾城反魂香』修理之助などの二枚目役も定評があります。
近年は、平成28(2016)年2月歌舞伎座『幻想神空海』での劉雲樵や、平成27(2015)年歌舞伎NEXT『阿弖流為<アテルイ>』の無碍随鏡での怪演ぶりも印象的です。舞台で役の幅を広げる一方、現在放映中のテレビアニメ「カブキブ!」(TBS系列で木曜26:28~26:58)では声の出演(第1回にて歌舞伎俳優役)をするなど、多方面で活躍しています。
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廣太郎は、平成4(1992)年に友右衛門の長男として生まれ、平成15(2003)年1月歌舞伎座『助六由縁江戸桜』揚巻付禿たよりで初舞台を踏みました。大学を卒業してから本格的に歌舞伎俳優の道を歩み始め、平成27(2015)年1月歌舞伎座『祇園祭礼信仰記』では松永鬼藤太、昨年12月京都の「吉例顔見世興行」では『車引』舎人杉王丸を勤めるなど着実に歩みを進めています。
平成27(2015)年には歌舞伎NEXT『阿弖流為<アテルイ>』の飛連通、昨年5月のラスベガス公演『獅子王』では二枚目の矢前掃家季、半道敵の髭鯨子分花札恋之丞の2役を勤めるなど、染五郎とともに新たな試みに挑戦する機会が増えています。また、現在公開中のシネマ歌舞伎『東海道中膝栗毛〈やじきた〉』にも、五日月屋番頭藤六、赤福屋手代廣吉として出演しています。
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今回も聞き手を勤めるのは、松竹株式会社芸文室の戸部和久。二人の初舞台からの歩みや、知られざる素顔、さまざまな作品づくりについて多彩な話題が期待できそうです。活躍の幅が広がり、新しい試みにも積極的に参加する二人からいったいどんな話が繰り広げられるのか、どうぞお楽しみにお待ちください。
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ギャラリーレクチャー 歌舞伎夜話
―澤村宗之助 大谷廣太郎―
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■日時
2017年6月21日(水)19:00開演(18:30開場)
※約1時間30分を予定
■場所
歌舞伎座ギャラリー
(GINZA KABUKIZA 歌舞伎座タワー5階)
■入場料
全席指定:3,000円(税込)
2017年6月13日(火)10:00発売
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