仁左衛門が太宰府天満宮で「三月大歌舞伎」成功祈願
2月11日(水・祝)、歌舞伎座「三月大歌舞伎」の通し狂言『菅原伝授手習鑑』で菅丞相を勤める片岡仁左衛門が、福岡県の太宰府天満宮に参拝し、公演の成功を祈願しました。
▼
咲き始めた梅の花が香る太宰府天満宮に参拝した仁左衛門は、ご神木である「飛梅」に「天神様に身も心も捧げます」という意味で「捧心」と書いた絵馬を結び、晴れやかな笑顔を見せ、また、心字池のほとりで梅の木を植樹しました。
今回5度目となる参拝について仁左衛門は、「初演時に訪れたときは、公演の成功を祈りましたが、次第に“お願い”をするのではなく感謝に変わり、“お姿を拝借することへのお許し”を得るようになりました。そのくらいの気持ちで挑まないと、なかなか勤められないお役です」と話し、「この役は中身から醸し出されるものが重要です。演技力うんぬんではなく、ただ、お役を全うすること。天神様をお参りされる方々ががっかりされることのないよう舞台を勤めることができれば、と思います」と、公演に向けての思いを語りました。
▼
歌舞伎座「三月大歌舞伎」は、3月3日(火)から27日(金)までの公演。チケットは、チケットWeb松竹、チケットホン松竹にて販売中です。
2015/02/13