7月12日（火）浅草公会堂で「尾上菊之助チャリティ舞踊公演 東日本大震災復興に向けて 祈り」が開催されました。

▼

　東日本大震災で被災された方々に義援金を届けるために行われたこのチャリティ舞踊公演、開演前には尾上菊之助がロビーに立ち、お客様へ義援金への募金を呼びかけました。

◇

　昼の部の公演を終えた菊之助は「平日にもかかわらず、沢山のお客様にご来場いただき、有難い気持ちで一杯です。『うかれ坊主』『藤娘』は、いずれも曾祖父六代目菊五郎、祖父梅幸が得意としていた舞踊で、まだまだ修行の道、難し踊りだと思いながらも、精一杯勤めさせていただきました。この舞踊公演の収益を寄付させていただくことで、少しでも被災されている方の心が落ち着きますように、そしていつか復興の終わりが来ますように、祈りたいと思っています」と思いを語りました。
　また、共演の尾上右近は「舞台に立つことで、人のため世のために役立つことができて本当に幸せです」と語りました。

【関連ニュース】
菊之助、チャリティ舞踊公演「祈り」への意気込みを語りました