歌舞伎座の建替えに関するお知らせ
8月26日(水)、歌舞伎座の建替えが松竹株式会社と株式会社歌舞伎座の共同で正式に発表されました。
発表された内容では、歌舞伎の殿堂「歌舞伎座」の継承を主眼に、劇場部分は従来通りに低層で構え、その独立性を重視した日本様式の外観デザインとなる予定です。特に、劇場内は桟敷席や一幕見席などの歌舞伎座らしい設備はそのままに、エレベーターやエスカレーターの設置、トイレの増設、客席設計の改善などを盛り込み、お客様にやさしい空間づくりを目指す方針となっています。
また、歌舞伎文化を啓発する「ギャラリー(仮称)」や文化の国際的な交流拠点となる「国際文化交流センター(仮称)」、多様な世代の学習の場となる「歌舞伎アカデミー(仮称)」などの魅力溢れる文化施設も新たに整備される計画です。
建替えの着工は平成22年5月、再開場は平成25年の春になる予定です。
2009/08/26