「第2回松竹歌舞伎検定」の検定大使に、市川亀治郎が就任しました。各メディアを通じ博覧強記ぶりが知られる亀治郎が、大使就任にあたり意気込みを語りました。

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　歌舞伎検定大使に任命いただきました市川亀治郎です。世の中、検定や資格取得がブームとなっていますが、こうした検定に歌舞伎が加えられたということは、歌舞伎にたずさわる者として非常によろこんでおります。この歌舞伎検定が広く周知されて、ゆくゆくは歌舞伎検定の級を履歴書に記入すると、日本の文化に精通している人なんだなという社会的評価のひとつの基準になるといいなと思っております。今後、この歌舞伎検定が末永く続いていくようにと願っております。

　まずは、今年実施される４級、３級をたくさんの方に受験していただきたいと思っております。あまり難しく考えず、ゲームのような感覚で受けていただければと思っております。この歌舞伎検定の公式テキストで勉強していただくことにより、歌舞伎を観劇いただくときによりいっそう楽しめるという効果もございます。これを機に、歌舞伎の舞台をご覧になるお客さまがたくさん増えてくださることが最大の目的でございます。どうか、ひとりでも多くのみなさまに、歌舞伎に親しみ、おもしろがっていただければと思っております。

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今年の検定では、亀治郎が4級･3級の試験問題をそれぞれ1問ずつ出題する予定です。